娘にとっては、ただ自分勝手な父親なんだろうという思いから、会いにゆく勇気すら持てず、6年もの月日が流れてしまいました。
今、どんな姿になったのか想像すら出来ず、思い出の中の娘と、目にする子どもたちを重ねる日々です。
被災地への移住を決意したのは、連日放送されていた震災から10年の番組で、震災直後、祈るように小さな手を握り締める少女の姿を見た時です。
私に何が出来るのか……
悩み、迷いましたが、大事なのは“出来るか、出来ないか”ではなく、“やるか、やらないか”だと。
2年後だと決めたので、それまでの間、行けるだけ現地へ赴き、自分の目と耳で確かめることにしました。
そうすると…、不思議なもので、私を後押ししてくれたり、見据えさせてくれるきっかけが、様々な形で舞い込んできたんです。
お返事ありがとうございます。
私の夢は、もっと子どもたちの笑顔が見たい、です。
お金なんかいらない…
あの頃、私に見せてくれた娘と同じ笑顔が、また見たいです。
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