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『求めない』(加島祥造 小学館)。最後まで金目当ての妻でした…。家族のためと必死で働いてもその想いは伝わってなく、稼いできた金にしか向けられず

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最後まで、金目当ての妻でした……。

家族のためと必死で働いても、その想いは伝わってなく、稼いできた金にしか向けられず、あまつさえ保険金にまで…。

卓袱台を引っくり返された様に生活が一転し、どん底に堕ち、全てを捨てて故郷を離れたのですが、初めての独り暮らしは空虚そのものでした。
それでも想い浮かぶ娘の笑顔だけが、唯一の拠り所であり、偶々知った地元の活動に参加することにしました。
これまでは、友人の頼みから始まった、8時間に及ぶ“映画祭”や娘繋がりの児童クラブ、娘の友人らを集めての川遊びや庭でのキャンプ等々、子どもたちに楽しんでもらいたくてやってきました。
学校から帰って来た娘が、
「お父さんがいると、『私のお父さんとじゃ、体験出来ないことが出来るから楽しい!』って言われたんだよ!」
と嬉しそうに話してくれた時の笑顔は、私の宝であり、誇りでした。

この笑顔が見たいから、やってきた…

この笑顔を見られるためなら

その想いが落ち込んだ私を再び動かし、参加したのですが、そこは見掛けとは裏腹なもので、リーダーのお気に召さないものは受け入れられないという、凝り固まったとこでした。
それでもある程度は抑えつつ、やりたい様にやってきたのですが、考え方の違いに辟易しはじめた頃、別の人との出会いがあったのです。

今の文科省の下では、子どもの為の教育が出来ない。そこで、独自の学校を作るから協力してほしい。

熱く語るその人に心を揺さぶられましたが、私は学も無ければ、資格もない。そう告げると、
「あんたはトム・ソーヤだから、それでいい」
子どもの目線で見て、考えて、一緒に遊べればそれでいい。
自分から行動することに疲れていたのですが、その想いに突き動かされ、その人の元へ移る決心をしました。
居候することになった、最初の夜……。
旦那さんと、転がり込んだ私、そして先導者のその人で、ささやかな歓迎会を開いてくれました。

「新しい家族に、乾杯!!」

その言葉は、とても沁みました。

しかし、またもや夢は肩先を通り過ぎていったのです。
その人の口にすることは、ノリと勢いだけであり、あれほど嫌っていた文科省の傘下である教師に、あっさりとなっていきました。
途端に、学校を作るという話は何処吹く風……
私の提案に賛同はしても、指一本貸すことはありませんでした。
最初の頃は、「春になったら動こう!あれもやろう、これもやりたい!」とお互いに話し合っては、知り合いに声をかけ、アドバイスを受け、準備を進めてました。
春が来て、いよいよだと意気込んでいた時、別の仲間(だと思っていた)から、空きが出たので4月から教師になるそうだと聞かされ、
「はぁ!?そんなこと一言も聞いてませんよ。春から活動するのでは?あなたも一緒にやるんでしょ?」
返ってきた言葉は、ただ呆然とさせられるものでした。

教師の空きに関しては、随分前から探していたこと。

ずっと教師になりたいと言っていたこと。

一緒に活動する人だと聞いていたその人から、
「私はやらないよ。手を貸すつもりもないよ。あの人はね、ノリで言うとこあるから」
愕然としました。

本当に自分は、人を見る目が無いなぁ。

どこまでお人好しなんだろう………


問いただしたい気持ちもありましたが、「4月から教師になるから」と喜色満面で報告されても、活動に関しては黙することにしました。
教師になっても、この場所で出来ることはあるし、当の本人がどう動くのか見ることにしたのです。

結果は、最悪でした。

度々、嬉々として話す学校での出来事を聞かされ、私が提案した活動にも手を貸してくれることはないばかりか、「自分の教え子が来るから、面倒よろしく!」と当日になって、メールが来たのには呆れ果てました。

その後は一切、私からの提案は敢えてせず、その人から言ってくるのを待ちましたが、一言もありませんでした。
“図書庵”をやる気力も失せ、蔵書の大半を処分し、私は家を出ました。


友人の頼みでやった“映画祭”がきっかけとなり、十数年、子どもの笑顔が見たくて色々やってきました。

身勝手な大人の事情に、声を荒らげたことがありました。

やる気のない大人に情けなくなったこともありました。

「そこまでやる必要あるのか?」と言われたこともありました。

それでも、笑顔を目の当たりにすると、「やって良かった…。よし、また見たいぞ!」と踏ん張ってきたのですが、もう限界だったようです。

そんな時に、この本と出逢いました。



誤解しないでほしい。
「求めない」と言ったって、
どうしても人間は「求める存在」なんだ。
それはよく承知の上での
「求めない」なんだ。



私は、自分の“家族”に求めすぎたのだろうか…

私は、人に何かを求めすぎたのだろうか…

そうすぎた結果なのだろうかと、悩み、迷う自分に、ザッと吹き払ってくれる言葉でした。



求めないーー
すると
心が静かになる

求めないーー
すると
人に気がねしなくなる

求めないーー
すると
「自分」の時間が生まれるんだ



さっと気持ちを切り替えられるほど、私は器用ではないので、浮き沈みを繰り返す体たらくではありますが、それでも人の“想い”に支えられています。




ありがとう

112381通目の宛名のないメール
この小瓶にお返事をする

お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください

お返事が届いています
“昼庵吞”主
(小瓶主)

ありがとう…

…歳ですね。ホロッとしてしまいました。
あなたが描いてくれた“図書庵”は、正に私の目指したものです。

庵主不在時は休みで、それ以外は自由。
貸出しはしてません。
並べてある本は、絵本や漫画から小説やノンフィクションと様々。
庵主趣味範囲のDVDもズラリ。
中には実験や料理の本もあるので、やってみたい子は遠慮せず、庵主へ!

これまで私が経験してきた様に、一冊の本との出会いから、きっかけを見つけてもらえたら……
そう願いつつ、まずは私が愉しめるものを探し求めてました。
子どもは、よく見ています。考えています。
大人が遊びの場を作っても、その大人が愉しんでなければ、子どもは見抜いてしまいます。
まぁ、精神年齢はガキと同じと言われたこともありましたが、誉め言葉だと今も思ってますよ。

漫画しか読まない私が、読書の幅を広げられたのは、読書家だった父のおかげで、

「広く、浅く読め」

と言ってくれたのも父です。
そのきっかけをくれた時のことは、今でも良い意味で、「してやられたなぁ…」と頬が緩みます。
まぁ、「おまえは、単純だからな」と笑ってるでしょうけど。
そんな私が初めて参加した、読書好きの人が集まるサイトでは、これまで読んだ本や積ん読本、これから読みたい本を登録し、自分は絵本からノンフィクションに至る迄、様々な本を読んでいるのだと主張することで、自分を見失ってました。
色々あって暫く離れた後、再び参加してみてようやく、見栄を張り続けていた自分に気がついたんです。

実は、ここに参加した最初の頃も、自分を隠し、誰かへの手紙を送ることで、救われようとしてました。
しかし、それもまた自らの枷となり、また診察を受けるはめに……。

おまえは、いったい何がしたい?どうしたい?

そんな中、私を救い上げてくれたのは、やっぱり本や映画だったんです。
大半を処分してしましたが、どうしても離せないものがあり、それらが私を救ってくれたんです。
おかげさまで、今、またこうして好きな本や映画を好きな様に観て、拙いながらも思うがままに書き綴り、小瓶に入れて流していきます。

お返事、本当にありがとう。


いつか、どこかで、拾ってくれた誰かが、また新たな“図書庵”を想い描いてくれることを愉しみにしてます。(⌒‐⌒)

ななしさん

もしかしたら差し出がましいお返事かも…と書いていいのか迷いましたが…。
もし、お気にさわることがあったらすみません。


私は、主さんは、素敵な子供心をお持ちの方だなぁと感じます。
娘さんやお友達が「楽しい!」と笑顔満面になったのも、子供心を持った主さんのアイディアだからこそだと思います。
笑顔を生み出すのが、とてもお上手ですよね。


私事ですが、少しお付き合い下さいますか?
図書庵、以前小瓶を拝見してから、私は自然と想像上の図書庵に足を運ぶようになりました。
一軒家の縁側付きの座敷が図書庵です。
明るい日差しの縁側は出入り自由。
「庵長さん」は、いたりいなかったり。
縁側には座布団があって、自由に読書やおしゃべりもできます。
本は無造作に並べてあって、好きな本を貸して貰えます。
想像上なので、わたし好みのとてもリラックスした空間で、好きな時に好きなだけいられます。

主さんは宛メでよく本や映画を紹介を紹介してくださいますよね。
あれは、私のなかでは「図書庵だより」みたいなもので、不定期に図書庵の入り口に置かれています。
気に入った本があれば座敷から本を探して(実際には私が調達するのですが)借りて読みます。

小瓶にはいつも、主さんの言葉での本紹介や素敵な感想を書いて下さるので、私が読んでいるときにも、「あ、ここに庵長さんライン引いてそうだな」「ああ、ここのことか!なるほどー」などと、たまに見えない付箋などを想像しながら読んだりしています。
とても、面白い読書です。

で。もうこれ、立派な図書庵だな。って思いまして。

うまく説明できませんが、実在に建てたりするのは無理でも、もう主さんは図書庵を作り出しておられるのではないかなと、思ったんです。

わたしのように、主さんの小瓶を見て、「わー、どんな本、映画だろう!」「あー、主さんとは違ってわたしはこう思ったな」「なるほど、そういう考え方もあるのか!」と、拾った人たちはそれぞれにワクワクと図書庵体験をしているのではないでしょうか。
主さんが一番見たい実際の笑顔が見られないのが残念ですが、間違いなくそこには図書庵があり、笑顔があり、その笑顔を生み出したのは紛れもなく主さんだと、わたしは思うのです。


小瓶主さんが光を見いだされた「求めるな」を、もしかしたら邪魔してしてしまわないか心配ですが、主さんはお一人ででも図書庵を作り上げ、もう、庵長さんになっておられますよ。と、お伝えしたかった。
笑顔にさせていただいてます。と、お礼が言いたかったのです。

これを読んで無理に、紹介しなければ!とか、やめてはいけない!とは、受け取らないで下さいね。
あくまでも、主さんが素直になれる場として宛メを使っていただきたいので。

書いてからも流してよいものか迷っていますが、わたしに素敵な読書空間、新しい読書体験、素敵な紹介文を与えてくださって、ワクワクと笑顔をいただきました。というお礼を込めて、送らせていただきます。


この間は、縁側で庵長さんとお話しました。
実際は小瓶ごしですが(^^;小瓶を読むときは頭の中に、そんな縁側風景が浮かんでいます。ほっこりとできて楽しめますよ。

※入力が苦手なので、お名前を「主さん」と、省略させていただきました。
長文になってすみません。

“昼庵吞”主
(小瓶主)

あたたかいお返事、いつもありがとう。

私が“宛名のないメール”を知ったのは、確か一昨年くらいだったと思います……。
鬱屈とした状態が続き、誰にも話せず悶々とする中、愚痴をこぼせる様なサイトはないのかな…と探したところ、ここを知りました。
…ですが、娘と同じ年頃の子どもたちの小瓶を拾い読むうち、また、余計なお節介をやこうとする想いが膨らんでいきました。

この五十にもなった私が、生きることが辛いなどと言うと、まだまだこれからの子どもたちに、良からぬ影響を与えてしまうのでは………

自分の本心を押し殺して返事をかいてゆくうち、鬱状態となってしまい、精神科での診察を受けることになってしまったのです。

自分は何をしているのか…?
自分は何をしたいのか……?

そう悩む中、加島さんの『求めない』は、私にとって一筋の光だったのです。

求めるから結果を期待し、その結果が自らを苦しめる。

昨今、「いいね」欲しさに、非常識極まりない行為をしたりする人が増えましたね。
かく言う私も、以前加入していた読書家の集まるサイトで、その様な人を見たり、私が載せた書評の評価を気にするあまり、それ欲しさのコメントを必至で考えたりしたこともありました。

メッキは必ず剥がれ落ちます。

それらのことがあって、ここに参加したものの、随分迷ってしまいました。
最近はようやく、素直に小瓶を流せる様になったのでは…と思ってます。

名前のないこ瓶

"昼庵吞"主様

いつも心に響く小瓶をありがとうございます…。

そうだったのですね…。

お返事を…と、思いつつ言葉を上手に表現出来ない私であります…。

『求めない。』難しいですね。そして今、
まさしく私にも必要な言葉だと思いました。

私は"昼庵吞"主様の小瓶のお言葉、表現にとても人間性の深みを感じております。

小瓶を通して私も人に優しく誠実でありたいと改めて思いました。


寒さまだ続きますが、どうぞご自愛くださいませ。

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お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください

以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。

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