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『海を飛ぶ夢』を観ました。尊厳死を考えさせられる作品です。私には父との日々を改めて準える作品でした。主人公ラモンが事故にあってから、最期を迎える迄の28年

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クリント·イーストウッド監督作『ミリオンダラー·ベイビー』に次いで、尊厳死を考えさせられる作品です。
しかし、私には、父との日々を改めて準える作品でした。
主人公ラモンが事故にあってから、最期を迎える迄の28年という年月も、近かったので余計に心に迫りました。
生前は父も、これ以上世話になる様ならば……と話したこともありました。
透析の後遺症は、少しずつ…、少しずつ体を蝕んでゆき、握力の衰えを感じた時、免許証を返納。長時間立っていることも出来なくなり、横になっていることが増えました。
休日になると、あちらこちらへと旅に出て、一向に身を固めない私に、内心苛立ちもあったでしょう。
それでも、北海道への旅を諦めかけていた私の背中を押してくれたのは、自分の夢でもあったのかもしれません。
三十路を過ぎてやっと家庭を持ち、念願の孫を、それも女の子が誕生したことはとても嬉しく、また新たな希望となったようです。
…でも、力が更に衰えた腕では、娘を抱くことすら叶いませんでした。

それなら……

週末に娘を連れていくと、横になる父の胸の上へ寝かせました。
これには父も大喜び。その後も顔を見るや、
「おお、来たか!さぁ、乗せてくれ」
といそいそと横に。

そんな日々は、半年しかありませんでした。

人工透析から、腹膜透析に切り替え、順調に思えていたのですが、体内に細菌が入り腹膜炎をおこし、意識不明に……

医師や看護師から一旦家に帰りなさいと言われ、ベッドの父に声をかけた時、朦朧とした状態で娘の名前を二度呼び掛けてくれたのが、最期の言葉になってしまいました。

作品の中で主人公が、助走をつけて窓から飛び出し、大地を飛び抜け、やがて海を飛んでゆく空想を描くシーンがあります。

故郷の家の周りは田園が多く、春になり田植えが始まり、やがて一面、緑の絨毯が拡がる景色が好きで、

「ああ…、今年もまたこの景色が見られたか……」

とよく呟いてました。
父も飛ぶ夢を描いたのかもしれません。

一度だけ、いつでも死ねるようにと用意してある薬があると聞いたことがありました。
それは父の身勝手だと思いつつも、いつの頃からか、死とは何かと考えるようになっていました。

ある日、腎臓移植適合の話が出た時に、親子なら大丈夫ではないかと言ったら、
「息子から貰うわけにいくか!」
と叱られました。
でも、その想いは変わることはなくて、その後、腎バンクに登録し、アイバンクにも登録。

どうせ死んだら、燃やされて灰になるだけ。それなら、使えるものは使ってもらおう

そう思い、臓器提供者カードに記入し、持ち歩くようになりました。
そんな私に父は、
「そうか…」
とだけ言ってましたが、何年かして、自分が死んだら医科大に献体として持っていかれるから、葬式はあげなくていいこと、帰って来ても骨だけであり、それも4~5年先だと聞かされたのです。



私にとって、“死”とは……



それは深くはありませんが、浅く拡がり、今も私なりに考え続けてます。
語弊があるかもしれませんが、私は死を考えている人たちの方が人間らしいと思うのです。
先日、コロナなど我関せずとばかりに、
「コロナなんか、オレが蹴飛ばしてやるぜ!」
とカメラに向かって足を振り上げる若者を観ました。
生きていれば、必ず死にます。
それは平等に訪れるもの。
しかし、生きていることを当たり前のように捉えてるから、平然とこういうことが言えるのだと感じました。

国と国が争った大きな戦争がなくなり、平和になった世の中…

大変な震災がこの小さな島国で起こっても、離れているから…

未だに続く内戦や震災のニュースがテレビで流れても、ボタン一つ、チャンネルを変えれば消えてしまいます。

そんな時代ですが、人間らしい人たちにこそ、報われてほしいと願います。

私自身はどうあるべきか……

まだまだ模索途中ではありますが、これからも探し求めてゆきます。
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(小瓶主)
だいこさん、そして2通目の方、お返事ありがとう。

父は病気になり「このままでは…」と医師に告げられてから、約30年生き延びました。
私はこの歳になって、ようやくその年月の長さが沁みます。
患ってからの父の人生は、決して平坦なものではなく、1日、1日が長く、重いものだったと思います。
幾度も、もう終わりにしたいと思ったこともあったでしょう。
それを繋ぎ止めたのは、家族でした。
そんな父の姿を見て育ち、私も家族のためと頑張りましたが、あっさりと打ち砕かれてしまい、あまりの辛さから故郷を離れました。
それからの日々は、仕事以外は殆ど部屋を出ることが出来ず、ただ窓の外をぼんやりと見つめるだけでした。

もう、楽になりたい……

それしか考えられなかった私を、唯一繋ぎ止めてくれたのは、窓の外に広がる檜葉の林の緑だったんです。

ようやく落ち着いた今でも、まだ何かのきっかけで心が不安定になる時もありますが、小さな出会いときっかけに支えられ、そのおかげで波紋は拡がり、私だけの愉しみを見つけています。

視野を拡げ、耳をすませていれば、自分だけへのきっかけは、誰にでも様々な形で訪れてくれるからです。
ななしさん
こんにちは。
こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、実は私は自分の命が、重たくて仕方ありません。
臓器だけでなく、余命すらも、提供したくなるほどに。
提供なんて立派なものではなく、ただ単に、逃れたいだけなのかもしれません。
重くて重くて、苦しくて苦しくて。
もし明日命が尽きると知ったなら、心底ホッとするかもしれません。(こんなこと言って本当にすみません)
それぐらい、自分の命を軽んじてしまっているということなのかも。
罰当たりですね。しかし、どうすれば自分を維持出来るのか、分かりません。
気を緩めたら、捨てたくなります。

でも、お父様のお話を聞いていると、その人となりに、いつも尊敬の念を抱きます。
上手く言葉に出来ませんが、大切なものを、お父様の行動や言葉から教わるような、そんな感じがします。
立場は逆なのですが、だからこそ、お父様の些細な言動に、いきるヒントを頂けているのかもしれません。

以前「モリー先生との火曜日」という本から、沢山の一節を書き写したことがありますが、お父様のほうが、私にとっては分かりやすくて、しっくりきました。

田んぼの緑の絨毯、孫を嬉しそうにいそいそと心待ちにする気持ち、その他にも沢山、「生きるとは、こんなに素晴らしいものだ」ということを、教わった気がします。

生きることをやめてしまいたいぐらいに自分に絶望していても、私にも「ああ、キレイだ、嬉しい」と、感じる心は残っている。
とりあえず、今はそれに気が付けたことが嬉しいです。


私の事ばかり書いてすみません。それに、支離滅裂でごちゃごちゃですね。すみません。
でも、本当に、読めてよかったです。
素敵な小瓶をありがとうございます。
お父様も、ありがとうございます。
ななしさん
模索してゆくことが「生きる」ことなんですね
ほんとうに、生きるって尊いことだと思います
(うめこ改めだいこ)
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古い映画です…『この森で、天使はバスを降りた』 “書界”放浪中……”書界”を放浪してると……書界って、私が作った造語なんですが、本の世界、つまり読書をしてると、時折、今の自分への“言葉”に出会うことがあります “書界”放浪中……先日、話を聞いてくれるという、素敵な古本屋を訪れ、精神科などには行かずとも、ここがあるではないかと兆しが見えたようです
以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。
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