LINEスタンプ 宛メとは?
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ルルー さんの小瓶箱
ルルー
暮葉だった人。


帰国した。

イラスト上手く描けたかも。

プリン食べたい。
作ったアイコン
ルルーさんのお返事(70通)
ルルー
砂月さん、君ってホントに良いだね。

タメ口大丈夫だよ。偉そうなくらいがちょうど良いもの。だってアタシも偉そうだから。
それに、ちゃんと貴方の思いも受け取った。


受け取ったけど、やっぱり素直に頷くのは難しいなぁ。ごめんね、悪い奴で笑

まず、毒の木の実の話。
そう、まさにそれなのよ。
私は口下手でさぁ、伝え方が分からないのよ。だからいつも、傷つけるような言い方をするんだ。
あとね、「馬鹿って言っちゃった」みたいな後悔、砂月さんにとっては些細で些末な事かもしれないけど、私にとっては大問題なんだ。
だって、言っちゃいけない言葉じゃん?

どんな事情があっても、どんな状況でも、言っちゃマズい事はやっぱり良くない。
それを分かっていてやっているんだから、やはり私は悪い奴で、美談にしちゃいけないんだよ。

でもこれはアタシ個人の意見で、砂月さんの言うことも分かるよ。強い言葉を使えばそれだけ人の心を揺さぶる事ができる。そういう戦い方があるということも知っているよ。だけど、私には傷つける覚悟がない。ただ私が弱いだけなんだ。


保存に関しても、面白い意見をありがとう。
Twitterはよく知らないから強く理解した訳じゃないけど、少なくとも好意的な反応だったのかなとは思えたよ。

でもさ、それと同時に、何処かモヤモヤするんだ。
私は好かれるタイプではないし、自傷否定も含めてかなり攻撃的な事を書いているから、わりと嫌われてはいると思う。勿論アタシの自分勝手な被害妄想だけど。
だから、「私の小瓶を9人も保存してくれる訳がない」って思っちゃう。
否、たった一人でも、「何の目的だ?」って疑ってしまう。
それで怖くなって、小瓶を消したくなるんだ。
当然これは全面的に私が悪いのだけどね。
他人を信じられない、そして自分を信じ切れない私が悪い。


やっぱり砂月さんは優し過ぎるよ。
私は今でも、どうして砂月さんが私に構ってくれるのか、どうして私を見つけてくれたのか、全然分からないのよ。

でもね、その優しさは、本当に誇れるものだと思うんだ。
何なら、もし誰かのお返事をもう一度海に流す事が出来るのなら、私は砂月さんがくれたお返事を全て宛メトップに貼り付けたい。そして自慢したい。
どうだ、アタシの後輩は凄いだろって。

本当に、私は善い後輩達に恵まれているね。
ああ、でも後輩とはいえ、へりくだる必要はないからね。
対等に向き合いたいからさ。


追伸
ホットチョコレートうまうま(^_^)
・・・小瓶の中の手紙を読む

ルルー
ごめんそれ多分俺のせい。
昔それっぽいこと書いたよ。

1~2年くらい前に、自分語りをメインにしないで欲しいっていう風潮があったんだ。
何でかっていうと、悩みに悩み抜いて、やっとの思いで吐き出した小瓶主さんに対して、「分かる。以下自分の愚痴」みたいなお返事が多かったから。その小瓶主さんが貰えたのは「分かる」の一言だけで、残りはただ愚痴の吐き溜めにされるような形。これを指しての「過度な自分語りは良くない」という風潮よね。

当時は今ほど名前やアイコンありの人も多くなくて、自己紹介や他の人と絡むみたいな雰囲気も無かったんだ。だから、今以上に悩みや辛さを綴った小瓶が多かった。比率の話ね。
追い詰められて、漸く人を頼ることが出来たような人にとっては、誰かの愚痴を聞く余裕も無かったんだよ。

でも、例えや経験談として自分の事を話すのは悪いことではなかったよ。その根底には小瓶主さんを助けたいという思いがあるから。
だもんで、社会人さんは老害じゃないし、謝らなくても良いと思う。

何がまずいかって、同じような悩みの人に自分の愚痴ばかりをメインに吐くこと。「自分も同じように辛いんだ、だから一緒に頑張ろう」とかなら全然大丈夫だよ。

だから、もし社会人さんやこの小瓶を見た人がこのルールに対してムカついたり思うことがあったりするのなら、それは俺のせい。

ルールの小瓶を流した親切な子は関係ないよ。


お願いだから、俺のせいってことにしといて。

・・・小瓶の中の手紙を読む

ルルー
砂月さんってどうしてそんなに優しいの?
本当に人間かって疑いたくなっちまうわ。


でも安心して。特別何かあった訳じゃないよ。
ただいつも、漠然と自分は悪い奴だって思っているんだ。
というか多分だけど、そう思い込みたいんだ。


砂月さんが思うほど、私は自分に厳しくないよ。休日はお昼まで起きないし、掃除も苦手だし、お菓子食べるのもやめられないし、そしてそんな自分を治そうともしない。激甘でしょ?



うーん、でもあったと言えばあったかもしれない。

何回か、自傷行為否定の小瓶を流しているんだ。
勿論、それが少なくない人にとってムカつく内容であることも理解している。
分かっていてやっているのだから、私は悪の権化みたいなもんだよ。
そしてそれを変える気もないのだから、救いようがない。


ほらね。これが私の駄目な酷い一面。
けど、それをカバーできるような良い面が見つからないんだ。

だってさ、どれだけ勉強ができようが、英語ができようが、優しくない奴は駄目なんだろ?
きっとそれがここの主流で、世界の主流なんだ。



だら?
私の闇も思ってたより深かったでしょ?
でもね、本当に大丈夫だから。
私は努力に抵抗がないし、今の私で酷い一面をカバーできないなら、もっと実力をつけてそれをひっくり返してやれば良い。
今の自分を屁理屈で納得するくらいなら、もっと強くて聡明な自分を目指してやるさ。


改めて、ありがとうね、砂月さん。
本当に、どうしてそんなに優しいのさ笑。
貴方の良い面をまた知ることが出来たような気がするよ。
でもね、もう少しだけ、悪人で居させて。
私はこんな自分を、良い奴だなんて認めたくないんだ。


ルルー



追伸
カナダで食べたカップラーメンはあまり美味しくなかった。帰国したらとんこつラーメンが食べたいなぁ。

あと参考程度に質問なんだけど、私の小瓶って沢山保存はされてもお返事ゼロとかざらにあるんだ。何でかな?
お返事ゼロの奴は定期的に消しているんだけど、沢山保存されていたら、消すに消せないじゃんさ。

・・・小瓶の中の手紙を読む

ルルー
一年くらい前は、小瓶受付が2ヶ月待ちだった。
多分色々とキャパオーバーしちゃってるんだろうな~なんて考えながら、私はひたすら待ち続けるの。だって、それしか出来ないから。

小瓶もお返事も一つ一つ、人の目でチェックしている訳だから、もうしょうがないのかなってね。運営さんを責めたくはないし。お手伝いさんもストレスですぐ辞めちゃう事もあるみたいだし、きっと思った以上にハードワークなんだよ。憶測に過ぎないけど。


貴方は優しいんだね。私がとっくに諦めてしまった事を、どうにか出来ないかと考えてくれているのだから。


でも、もし緊急性のある事柄を言いたいのであれば、宛メというプラットホームは少し不適切かもしれない。
例え運営さんに余裕が出来たとしても、人の手でチェック→流すという手順は変わらない。時間がかかるのは仕方ない気がしちゃう。

安心して言いたい事が言えること。
安心して死にたいと言えること。

これが出来るだけで、宛名のないメールとしては成功なんじゃないかと、古い人間の私は思ってしまうんだ。


まあでも確かに長いよね。一~二週間くらいが丁度良いかも。
サロンも停止しちゃったし、運営さんの状況も知る機会がないしなぁ。


私は必要最低限に留めて、小瓶やお返事を流さない事にしたよ。
これが正しいのかどうかは分からない。
けど、小瓶の絶対量が減れば、運営さんも一ミリくらいは楽になるかもしれない。ほんの少し期待しちゃうのさ。

利用者に出来る事は、今まで通り1日一通、サポーターは二通を守ること。
あとは、お返事のお返事を1人1人に書くのではなく、一通に纏める事くらいかな。


貴方のお返事、届くと良いね。
きっと、誰かを救う助けになると思うよ。
・・・小瓶の中の手紙を読む

ルルー
お二人とも、お久しぶり。

赤トンボくんへ
なんだか懐かしいね。こうして見知った人と関われるのは凄く嬉しいんだ。
お互い頑張ろーぜ。

ねこ、さんへ

名前は変わっているようで、実は殆ど変わっていないんだ。
Lerouxと書いてルルーと読む。せっかく英語圏にいるし、イングリッシュネームを使いたかったんだ。
リアルではLilyってネームを使ってます。本名やルルーだと発音が難しいみたい。

遂に外に飛び出したんだ。
刺激的だったでしょう?
海外の良いところは、日本がどういう国なのかを外側から見られることと、異端者である自分を受け入れてくれる優しさに出会うことなのかなと、カナダでの生活を通して思うんだ。もちろん、もっと沢山の気づきはあるけれど。
もしカナダに、特にマニトバに来る機会があれば、是非マニトバ博物館やカナダ人権博物館に行ってみると良いよ。前者は大きなプラネタリウムや恐竜の化石、サイエンス寄りの展示もあれば、先住民族に関する興味深い展示もある。一言で言えば、滅茶苦茶楽しかったです。


嫌いなことを好きになるのは、ほぼ奇跡に近いと思うよ。私も英語は偶然好きになれただけで、苦手なままの物が沢山ある。料理とか掃除とか片付けとかお母さんとの会話とか、主に生活力の面においては特に……恥ずかしながら。本音を言えば好きな事以外はやりたくない。けど、挑戦する人は素敵で格好いいと思うから、自分もそうで在ろうと頑張れる。凄く子供っぽいとは思うけども。


やりたい事が見つかっていなくても、まだ大丈夫だと思うよ。情熱なんて、一時的なものでもネガティブなものでも良いんだ。次のテストで一番になりたいとか、逆にビリは絶対に避けたいとか。自分のご機嫌を上手く取りつつ、立ち向かわなければならないことに本気で向き合えるようにする。弱点を小さくしていけば、本当にやりたい事が見つかった時に諦めなくて済むかもしれないからね。


私へのお返事など、全部テキトーで良いんだよ。好きな事を語っても、美味しかった甘味の話をしても。私は貴女の話を聞くのが好きなんだ。いっぱい話してくれた方がwin-winじゃね?


カナダにて健康で文化的な最高限度の生活を送る、最近チョコマフィンに執心中の先輩より
・・・小瓶の中の手紙を読む

ルルー
砂月さんご機嫌よう。
現在は風邪っぴきです。


「変態」とはまた凄い二つ名をお持ちで。
変態は蝶のようにサナギから羽化する生物も指すし、変幻自在な可能性を秘めているとも言えるのかな。

天然って言われるとちょっとムカつくけど、変って言われるのは大歓迎かな。

私の先生が、「お前は変だ。だけど変は悪いわけではない」って言ってくれて、その言葉が大好きなんだ。

アタシは色々な部分で変で、でもそれがアタシの良いところだと思うの。

「養殖」は面白い案だね。じゃあアタシは「人工物」でいくよ。
「アタシが天然なら、あなたは人工物なのね!」って。
今度言ってきたら言い返してやるわ。




ねえ、砂月さんも離れちゃうのかな……。

不思議だよね。半年前はアタシが離れようとしていて、砂月さんが見送ろうとしていた。
でも今は全くの逆。

アタシが離れずにこうして此処に居られるのは、砂月さんのお陰なんだよ。
勇気を持って話しかけてくれて、海に戻すことを勧めてくれて、そうして今のアタシが此処に居るの。
ありがとう。

送る側もけっこう寂しいものだね。
もう此処には、アタシを大切にしてくれる人は居ないのかも。元から期待はしちゃいなかったけどね。

確かに宛メは変化してきてるね。アタシもさ、どうして良いのか分かんないや。
お友達でも無いのに返事をして良いのかとか、アタシからの返事は嬉しくないかもな~とか、皆もアタシには関わりたくないだろうな~とか、色々な事を沢山考えちゃうの。
でもまあ、御存知の通りアタシは宛メを凄く大切に思っているので、そのスタンスは変わらないかな。


一つ受験のアドバイスを。
英語は早い内に頑張っとくと良いよ。
理社や数学は詰め込みで何とかなったり、単元毎に区切って勉強できるたりするから、点数を上げやすいの。
でも英語は積み重ねだから。やった分だけ力になる。それは逆に、周りが点数を稼ぎにくいって事でもあるの。受験は来年だからって放置しとくと苦労するよ。

毎回砂月さんの長文に元気を貰ってるんだ。いつもありがとう。

色々頑張れ。

アタシも頑張るよ。


・・・小瓶の中の手紙を読む

ルルー
大学でアニメを作るサークルに入っている人です。

絵に限らず、芸術系は近くの人と比べると落ち込み易いので、気分が上がらない時は距離を取るのも手だと思います。


☆イラストについて
拝見した所、普通に上手だと思います。
殊に顔のパーツのバランスと目の色合い。
あと光の入れ方も良いと思います。



ここから下は改善点というかアドバイス的なものになるので、気分が乗らない時はそっ閉じでお願いします。






配色とぼかしについて
髪色の通常色と影の部分との差がぼかしで曖昧になっているので、影色をより暗くするか、赤を強めに入れると良いと思います。影と光のバランス次第でもっと良くなります。

全体のバランスについて。顔と首、胴体の位置関係を鍛えると良いと思います。具体的に言うと、顔に比べて肩幅が少し小さい気がします。パーツごとは凄く上手なので、あとは組み合わせで大分上達すると思います。


練習法
普段どのような練習をしているのか存じ上げないので一般論になりますが、基本的には
模写(トレースでも良い)をしてバランス感覚を掴む
→お手本無しで描く
→自分のキャラや絵柄に落とし込む
このサイクルを繰り返すこと。

それにプラスして、全身を描く練習をすると、体の部分ごとの位置関係や間接の描き方を把握できると思います。

余裕があるならば、模写をする段階で、お手本の絵の人物をズレた角度から描く練習をすると滅茶苦茶上達します。
(例: お手本が正面を向いているなら、それを見ながら斜めを向いているように描く)

色塗りに関しては、余り専門ではないので詳しくは言えませんが、光の当たる角度を意識して光と影を作ること。これだけで奥行きが綺麗に出てくるので鍛えておいて損はないです。

と、ここまで書いてきて言うのもアレですけど、私自身は作画担当ではないのでそこまで上手い訳じゃないんですよね……。
偉そうで申し訳ないです。

一つ言えるのは、イラストの上達に必要なものは継続であるということ。
今は苦しい時かもしれないけど、それでもめげずに、休み休みでも続けることが大事だと思います。

私もサークルの中では一番下手な分類ですが、異質さと異彩さで何とか喰らいついています。時折しんどくなるけど。
お互い頑張りましょ。

また新しいのが描けたら見せて下さい。楽しみにしてます。


参考程度に私の絵も晒しときます。
・・・小瓶の中の手紙を読む

ルルー
砂月さんへ (やっぱり長文です)

ありがとう。本当にありがとう。
最近ずっと病んでいて、自己否定に陥っていたみたいです。まだ本調子ではないけど、また救われてしまった。

ちょっとだけ聞いて欲しいことがあるの、良いかな?


アタシ、自分が優しいとは思えないのです。
自分がわりと強い人間だったというか、ストイックで自分に厳しい人間らしいのです。アタシ本人から見たら甘甘なんだけど。
例えば、努力するのは当たり前だと思っているし、結果を出してこそのアタシだとも思う。精神的にも、他人のせいにしたくなかったり、それこそ最低な人にも「死ね」って言わなかったり。
でも、それが出来る人ばかりじゃない。
アタシはそんな人にも、自分基準で物事を押し付けてしまう。だから優しくなれないんです。寄り添うとか、同じ目線になるとか、そういうのが苦手。

アタシが厳しい物言いをしているとき、アタシ自身を悪者にして、読んでいる人に気を遣っている。
全然意識していませんでした。
アタシの中の感情的な部分というか、本心の部分なのかなと思っていました。
でも確かに、アタシは悪者を演じたかったのかもしれない。
そうやって他人を寄せ付けないようにしていたのかも。
言った通り、アタシは寄り添えない人だから、優しさなんて期待しないで欲しいという、無意識の叫びだったのかも知れません。

やっぱり砂月さんは鋭いね。
アタシの気づけない所まで、見抜いちゃう。


もう少し良いかな?

アタシは多分、「暮葉」という存在がそんなに好きじゃないみたい。
でも、自分は嫌いじゃない。
だからというか、暮葉を消したがっているのかも。それで、名前もアイコンも消してしまった。
けれど、暮葉を求めてくれる人やアタシという人間を頼ってくれる人がいた。
なのに自分はやっぱり良い人には思えないから、多分アタシを頼ろうと叫んでいる言葉に気づかないフリをしてしまう。


うーん、情けない。
努力とか精神論とか、自分一人が頑張れば済むことは得意なのに、大切な人が絡むと途端に怖じ気付いてしまう。
そうして大切な人を傷つけてしまったかもしれない。あの子に嫌われちゃったかもなーって、独り反省の日々を過ごしています。

それで、恋愛にも奥手になってしまう。
傷つけたくないし、嫌われたくない。マイナスの可能性が何時だってアタシを後ろ向きにさせてしまう。

うーん、弱っちい。


例のごとく、超絶長文かつ途方もない自分語りで失礼。別で小瓶流せって思うじゃん?
でも砂月さんに聞いて貰いたかったのです。
あと、弱い自分はあまり公にしたくないから。

情熱的と言ってくれたの、凄く嬉しかった。アタシの今の作詞テーマが「クールかつ情熱的」だからさ。


暮葉


追伸
時折気まぐれで小瓶とお返事を隠すけど、言ってくれたら気分が良くなって公開すると思います。実はわりと気分屋さんなのです。

あと、名前つけた方が分かりやすいかな?
・・・小瓶の中の手紙を読む

ルルー
人の心を煽ったり、揺さぶったりするような嘘は好きじゃない。
優しさにだってコストはあるし、それが徒労のままだと知ったらむず痒い。

そういう意味では、消えると言いながらも週一くらいのペースで此処に戻って来てしまう私も、たちの悪い嘘つきだろうね。

私の尊敬する哲学者に、カントという人がいる。この人は、ルールや人権を文字通り徹底して守ることこそが、社会にとって最も良いと考えた人。このルールの中には嘘をつかないというのも含まれている。
もし自分が嘘をついたら、自分と同じ人権を持つ全ての人も嘘をついて良いことになる。じゃあ、全ての人が嘘つきになったら、それは幸福で健全な社会って言えるのか?
カントはこうやって嘘や不正が駄目な理由を説明してくれた。私はこれを綺麗事とは思わないし、たとえ綺麗事だったとしても、せめて守る努力はした方が良いと思う。

まあ人間だし、どこかで嘘つきになるのは仕方ない部分もあると思うよ。大事なのは、人を揺さぶるような嘘をつかないこと。人を騙して得た優しさなんて私は欲しくないし。真正面から向き合って、言葉じゃなくて心を交わしていたい。

私は貴女の一部分しか知らないけれど、良くやっていると思うよ。正しくあろうとするのは格好いいし、嘘つきな私に未だにお返事をくれるのだから、凄く良い子だと思う。

心臓に悪そうなものは海に戻してしまったから、実は此処で何が起こっているのか、良く分かっていない。貴女がどんな嘘で心を痛めているのか、その全てを把握することはできないけど、ネットでもリアルでも、嘘や誇張で気を引きたい人は沢山いるよ。
嘘をつきたい気分だったんだなーくらいの気楽さで聞き流しとけば良いよ。嘘つきばかり甘やかされるのは妬ましいけど。


愛はまだよく分からない概念だから何とも言えないが、私は貴女のことを一人の人間として尊敬しているし、こうしてやり取りができることを楽しく思っているよ。



桜プリンの美味しさに気づき始めた先輩より。
・・・小瓶の中の手紙を読む

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