高校三年生の者です。
僕には一目惚れした人がいます。
瞳がとても綺麗で、学年の副主任をやっています。そう、その人は教師です。
あまじょっぱいお菓子が好きで、林檎や梨も好きだけど、料理を作るのは面倒。包丁を使えない。(お米は炊ける、炊飯器で。)
パソコンを叩くとき少し猫背で、それを見ながら職員室に入り、声をかけると、本当に忙しいとき以外はなんだかんだ構ってくれる。
副主任なだけあって優秀なんだろうけど、抜けているところがあって、ドアノブ回さずに扉を開けようとして激突してたり、そういった人間臭いところが好きだなぁ、と。
でもその人に対する恋愛感情を持っているのかは分からない。
お金を拾ったら募金箱に入れることにしてるだとか、教室の時計が止まっていることを僕が発見したとき、電池を入れ替えるためにすぐに行動するところを尊敬している。
おそらくこの感情は貴方の感じているものと似ていると思う。
ただ、相違点になり得るのは、僕はニンゲンを愛しているということ。そう、たとえ嫌いな(苦手な)人でもね。
ある人の行動が僕にとって不快でも、ニンゲンってそういうとこあるよねって、ようやく受け流せるようになった。
他にも猫とか数学とか数字にも愛してるものがある。でも、どんなものでも愛せるわけではなくて、蚊とかハウスダストは嫌いだし、愛せない。
ただ、これが尊敬と同じ感情でないという確信が持てない。
それから、人間は一人で生きていくには難しくなっていると思う。住む場所にはローンとか場合によっては土地代がかかる。そのためのお金を稼ぐには会社や客が必要で、人と関わる必要がある。ゴミを処分するのにも、ご飯を食べる過程にも、生きているだけで人が関わる。
一人で生きるというのが、自立して自分の力でお金を稼ぐという意味なら、なんとかなるかどうかは、社会経験がないから分からないけど、世の中には言われた指示をできない人が案外いるようで、それができるなら最低限は良いのではないか。
人のことを尊敬できるのだから、その人に上手くやる方法を聞いたり、よく観察して技術を盗んでいくことで実力をつけていく見込みはある。
とりあえずいま言える事実としては、僕は学校内において、好きな先生以外の知り合いとはあまり話さず、よく学校の図書館に一人でいるということ。
グループ活動でペアをつくるのは、知り合いが少なくて苦手だったけど、そういうときとか、聞き逃したことを近くの人に教えてもらうとき以外は、一人でも平気で生きてる。
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