昨日の心のぐちゃぐちゃから一転、今日は
すっきりして、上にも下にも行かなくていい
ような落ち着いた感じ。冷静というのもいい
ものだ。熱の大切さ。元気には熱が必要だ。
体内での熱とはいわば無駄なエネルギーである。
代謝で生じるエネルギーは全て利用されるわけ
ではなく、熱として排出される。食べたものは
100%身にならずに熱として出て行ってしまう。
しかしながらこの熱が重要である。熱がなければ
体に侵入した外敵を退治できない。熱は代謝が
活発な証である。代謝が落ちるということは、
エネルギーの不足を防ぐために出て行く熱エネ
ルギーを抑えることである。冷静というのは
全体を捉えるのに役立つ。そして熱を生じるのに
必要なタイミングを教えてくれる。物質は有限で
あるから、この二極の視点は大切である。
昨日は蓮の花を咲かせたからと言って何の意味が
あるのかと思った。それは一見無駄のようにも
見える熱である。元気である。
人は一人では生きていけないというのは、誰かの
手を借りるという意味もあるが、誰かに必要と
されることがないと、心が生きていけないのだ。
つまり誰かのためではない、泥の中に咲く蓮の花
のように苦しい中で生き抜くのは、自らの意志で
熱を作ることで元気になるということであり、
意志を見失い、熱を作れないために苦しいの
である。自分が幸せになるために、情熱を持ち、
誰かのために何かをするのである。
情けは人のためならずとはそういうことだ。