おれは主人公にはなれない。おれとはこの世という物語に映る一本の折れて腐った枝くらいで、どの木の枝かもわからないような、ほんとそれくらいの奴
・・・小瓶の中の手紙を読む
一番新しいお返事
あなたがどんなことをしてきたのか、私にはわからないけど、きっと悩み苦しんでこられたのでしょう。
その時点で、十分に素晴らしいと思います。本当の悪人は、悪いことをしたことすら気にならないのではないでしょうか。
あなたのいう、主人公とは、世の中の役にたつ、キラキラした存在でしょうか?
どんなに素晴らしい人でも、必ず誰かには妬まれたり、嫌われたりしているものではないでしょうか。また、何の苦労もなく輝いているように見える人にも、人知れず悩んでいることや、しんどいことがあったりもします。
また、よく知られた話でも、誰を主人公にするかで印象は全く変わってくるでしょう。
誰の目線で書くかで、同じ登場人物に対するイメージも違ってくるはずです。
あなたは、あなたの人生の主人公にほかなりません。誰にもかわることができないのです。
せっかく、ひとりのかけがえのない主人公として生まれてきたのです。まずは、どんな小さなことでもいいので、自分を誉めることからはじめてみませんか。
ストーリーを少しずつでも変えていきましょうよ。あなたにはあなたにしかできないことがきっとあるはずです。
この後のちょっとの行動の差で、未来の話が変わってくることもあるかもしれません。
二歩進んで三歩下がることもあるかもしれないけど、大きな歯車を動かすためには、たくさんの小さなアタックの積み重ねが必要です。
今はしんどいかもしれませんが、腐らず、頑張りましょう。
私もまだまだ、いわゆる主人公にはほど遠い一人です。