星空のきりんとクマさん、メールありがとうございます。
“昼庵呑”(ひるあんどん)は、昼行灯の当て字です。
昼行灯なんて、今の人は使わない言葉でしょうね。
幼い頃の娘が、かつての人気時代劇『必殺仕事人』のワンシーンを使ったCMがお気に入りで、「昼行灯みたいにフラフラして!」と、私が真似をして笑わせてました。
私にはいつか、好きな場所に、好きな物だけを置き、好きな人だけが入れる小屋を作りたいと夢みてきました。
故遠藤周作さんが、“狐狸庵”(こりあん)と名付けてたので、私も何か…と考えてました。
そんなある日、このCMを真似た時のことを思い出し、“昼庵呑”(昼間っから、庵で、呑む)とつけたんです。
今はこの様な体たらくで、夢の小屋を持つなど、夢のまた夢でしかありませんが、一人となって移り住んだ一間に、“昼庵呑”と名付け、日々を過ごしています。
・・・小瓶の中の手紙を読む