ちっちゃな成長の話。
中学の頃から自分が嫌いで嫌いでたまらなくて、
写真に写る自分に吐き気をもよおすほどの嫌悪感を抱いていました。
3ヶ月前に、市の合唱団に入って、
小さい頃やっていた歌(というか声楽?)をもう一度始めたら
歌うのがとても楽しくて、
停まっていた歯車に新しい歯車がくっついたお陰で、時間が少し動き始めました。
コンプレックスだった高くてきんきんする声が、歌うととっても柔らかくなって、
まわりのおばさま・おばあさま方に声が綺麗だと褒めてもらえて、
歌っている自分は好きかもしれないと思えました。
初めての発表会で撮ってもらった写真。
いつもならぎこちない笑みの私がふわふわと笑っていて、
決して可愛くもないし美人でもないけれど、
なんだか写真の自分が愛おしく思えました。
この間、学校の部活の後輩たちと撮ってもらった写真の私も、
なんだか幸せそうに笑っていて、
いつもなら送ってもらったら、アプリで塗りつぶしている自分の顔だけれども、
今回はそのままにしてあります。
合唱団の発表会で、写真屋さんに撮ってもらった写真を、1枚だけ注文しました。
舞台袖で、大人の人たちと撮ってもらったやつ。
540円。
月3000円のお小遣いの中から出すのはちょっと気が引けたし、
220円の安いやつもあったけれど、
その写真の私が、あまりにも楽しそうだったから。
私が私をちょっとだけ、好きになれた記念ということで、
購入を決めました。
やっぱり写真には抵抗があるけれど、
いつか自分を全部好きになって、
私が私を受け入れられたら、
きっともう自分の顔を塗りつぶさなくていいのだろうな。
来るのかな、そんな日。
来るといいな。
そういえば、今日返ってきた模試。
いつも点数が取れる国語の結果が最悪で、
クラスメイトに馬鹿にされたけれど、
平気で笑っていられた私。
今までなら傷ついて、
自分がもっと嫌いになって、
泣いていた。
強くなった、私!
傷をつけていた左手首に
毎日書いているおまじないが効いているのかな?(笑)
テスト勉強、頑張ろ。