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[性的表現あり]5歳の女の子がいた。南米と日本のハーフ。両親、14歳と15歳の義姉と16歳の統合失調症の義兄と

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5歳の女の子がいた。南米と日本のハーフ。両親、14歳と15歳の義姉と、16歳の統合失調症の義兄と暮らしていた。

その女の子は保育園が大っきらいだった。両親に保育園に連れて行こうとすると、泣き喚いて、暴れて、いつも目を真っ赤に晴らしていた。

ある時は、保育園に車で向かう途中、父親が運転してるハンドルを思いきり右に曲げ、父親はビックリして車を止めた途端、車から逃走した。

だが、父親にすぐに捕まり凄く怒られた。けれど、女の子には父親に叱責を受けるよりも保育園に向かう事の方が苦痛だった。女の子のあまりの異常ぶりに両親は悩んだ。

「何故、保育園に行きたくないの?」
「保育園で何かあった?」

女の子は涙を流すだけで何も答えなかった。正確には、女の子にも理由が分からなかった。
何故、こんなに保育園が苦痛なのか、自分は親を困らせてばかりの悪い子だと自分を責めた。

両親に無理やり保育園に連れて行かれて、いつも泣き暴れながら両親の困った顔を最後に保育園の一日が始まる。

女の子は、家では活発だが保育園では一言も話さなかった。そしてあまり動かなかった。いつも険しい顔をして、1人ぼっちだった。保育園の演劇も苦痛だった。練習中、女の子はトイレに行きたかったがそれを口に出せず、漏らしてしまった。皆、「せんせー!といれぇー!」と普通に言えるのに何故自分は言えないのか…。

保育園の演劇で園児がお芝居を読むことになった。皆スラスラひらがなを言えるのに、自分は緊張のせいか「…が…して…きつねさんが…」とい言う具合で途切れ途切れだった。泣きたかった。逃げ出したかった。何故こんな大勢の前で話さなければいけないのか。何故自分が選ばれたのか。

兎に角、女の子に、「保育園」と言う場所にいい思い出がなかった。

毎日親と暴れて戦った。「絶対に行きたくない」と泣き叫びながら。
両親はそんな女の子に疲れたのか、無理に行かせるのはやめた。

5歳の女の子は一日を家で過ごす様になった。ビデオを観ては、テープを巻き戻してまた観てた。観てた映画は「タイタニック(英語版)」ビデオがそれしかなかったから毎日観てた。女の子がタイタニックを観て初めて覚えた英語は「shut up(黙れ)」

ある休日のこと、両親は仕事で姉たちは出かけていた。家には兄と妹2人だけ。
兄弟はいつものように格闘技ごっごで遊んでいた。兄は倒れ、妹は枕で兄を攻撃。そんな時女の子はあるものが目に止まった。そこを触ると兄は慌てて逃げようとした。その様子が面白くて、妹はその部分のチャックを開けた。

そう、そこは男性性器。

兄のそれはビンビンに立っていた。今で言う勃起というやつだろう。
女の子はそれがなんなのか、何故立っているのか分からなかった。

何故か触ってはイケナイ気がして、そこらへんに落ちてた紙を丸めて棒にし、それで突っついた。兄は「うぅ…」やら「oh…」などと呻いていたが、突然こう言い出した。

「触って」

「嫌だ」咄嗟にそう答えた。

「お願い」兄は苦しそうに5歳の妹に懇願した。

「どう触るの?」
と訊けば、兄は具体的にシゴき方を説明した。が、しかし妹は触る気などなかった。

だって、ピンク色で血管が通っていてなんかツヤツヤ光ってるものを

“気持ち悪い”
としか思わなかったから。妹はそのまま苦しそうな兄を放置した。




相変わらず保育園を嫌がり続けた女の子も小学生になった。両親は期待した。環境が変われば、きっとこの子も変わると。
女の子も不安はあったが、小さな胸に期待を抱いていた。



だが、現実は変わらなかった。


女の子は相変わらず無口。学校に馴染めずにいた。

そんなある日学校帰り、ある男の子に「ゴリラ」と言われからかわれた。女の子は無視した。
次の日も言われた。腹が立って担任の先生(40代の女)に言った「○○くんがゴリラって言ってきます」

先生は信じなかった。

「本当にそんなこと言ったの?あなたの勘違いじゃないの?」

クラス男子を廊下に一列に並べ、先生が男子を1人ひとりを指して「この人が言ったの?」と女の子に訊いた。
当の本人のクソ野郎の番がきた。先生がソイツを指して「じゃあ、この人が言ったの?」

女の子は勿論頷いた。

が、当の本人は否定した「そんな事いってない」と言い切りやがった。

先生は「言ってないっていってるけど?」と疑念の視線を女の子に向けた。この先生は私を疑ってる。そう感じた瞬間、この先生に怒りと信じてもらえない悔しさを覚えた。

女の子は先生が怖かった。自分よりはるかに背が高く、鋭い目つきの視線を向けられ、張った声を自分に向けている。涙目になりながら男子を指差し「この人です」と震える声で言った。

何を言っても、泣いて訴えても信じてくれなかった。それが何よりもショックで「ああ、この人に何を言っても無駄だ…」と察した。

「あなたの勘違いなんじゃないの?」
何度もそう言われてるうちに、コクリと頷いていた。一刻も早くこの状況から逃げ出したかった。「どうせ信じてもらえない」自分が一方的に責められてるこの状況に耐え切れずに泣きながら頷いた。

「勘違いなのね?認めるのね?」
顔をぐちゃぐちゃにしながら何度も頷いた。

「先生の方からあなたのご両親に連絡しときますから」



女の子はこの日からこの先生がだ大っきらいになった。


またある日の授業中こと、女の子のクラスでは数字の書き方を練習していた。出席番号順に黒板に正しい書き順で数字を書く。とのこと。
女の子の番が来た。女の子の書く数字は「9」。“人前に立つ”緊張感からか書き順を間違えた。
普通は“上から下に”という流れで書くのだが、下から書いてしまったのだ。

「違うでしょ」
担任の低いドスの効いた声が女の子の耳に届く。クラスにピリッとした空気が流れる。
瞬間、先生に対しての恐怖が生まれた。次間違えたら“また怒られる”

プチパニックの中でまた「9」を書いた。でもまた間違えた。

何度書いても間違える女の子に先生は「なんで!?どうして出来ないのよ!」と怒鳴った。

「もういい、次、○○さん書いて」

ここで女の子の記憶は途切れた。(覚えてない)


一年の三学期、女の子は家の事情と不登校で転校した。


次の学校には何の期待もしてなかった。家以外の場所なんて、どこも安心できない。そう思ってた。

転校して、女の子に数人友達が出来た。でも楽しくなかった。

家で母親に「学校楽しかった?」っていつも訊かれたが、答えはいつも決まってこう「別に」

だんだん学校に行く日数が減って、行かなくなった。母にいつも「行きなさい!」と言われながら怒鳴られた。


母親は泣いてた。


「何故お前は頑張らないんだ」
「ほかの子は皆学校に行ってるのに」
「なんでお前はいつもそうなんだ」


泣きながら、ベルトで女の子を叩いた。叩かれても、女の子は学校に行かなかった。叩かれてる女の子を姉が庇った。
母親は泣きながら、叫びながら言った「皆学校に行ってるのに、何故お前は行かないんだ!行きなさい!ベルトで叩くわよ!」

こんな日がいつも続いた。

「怠け者」「甘ったれ」「弱い」

女の子は泣いた。自分は何故、皆と同じことが出来ないのだろう。何故親を泣かせることしかできないのだろう。(何故、こんなに苦痛なのだろう。
(自分はなんて弱いのだろう…)
(自分は何故生きてるのだろう…)
(いっそ、消えた方が親の為なのでは…)

頑張って久しぶりに学校に行ったって、何の楽しみもない。むしろ、こんな騒がしい所が苦痛だった。何が楽しくて学校にいくのだろうか。皆なんであんなに楽しそうなのだろう…。何が楽しいのだろう…。

でも、唯一嬉しかったのが母親が喜んでくれたこと。
学校に行けば、母親に褒められ、怒られずにすむ。母親が嬉しそうにすれば、家庭が平和になる。

だから母親の「明日も行くよね?」には頷くしかなかった。母のこの嬉しそうな顔を崩したくなかった。

でもいつも母の期待を裏切ることになる。“毎日学校”だなんて考えるだけでも吐き気がする。


ある日、母が皿洗いをしていてその後ろのソファで兄とトランプをしていた時のこと。
トランプが女の子の股下に落ち、兄がそのトランプを取ろうとした時、女の子が異変に気づいた。兄の指先がだんだんと自分のパンツに近づき、パンツの上から性器をなぞられて鳥肌が立った。

直ぐに母をに視線を向けるも、母は気づかずに皿を洗っている。視線を兄に戻すと、兄は人差し指を自分の口にあて「シーッ」と静かに言った。

“お母さんに言っちゃ駄目だよ”
そう言われた気がした。

それ以来、特に何もなかったが兄を避けるようになった。それと、兄が生理的に無理になった。
「お父さんと洗濯はいや!」「お父さんくさい!」はなかった。その対象は全部兄だった。匂いが気持ち悪くて、少しぶつかったり触れるのも気持ち悪い。兄が歩いた所も嫌。シャワーの時はサンダル履いてた。

小学3年生の三学期の夏休み。
母と二人だけで一旦国に帰った。この国に帰ったことで、女の子の性格が変わり始める。
見たことのない食べ物、見たことないもの、全部全部がその子にとっては新鮮だった。女の子と母親は、アマゾンの入口?的な場所に行った。そこに母の親戚やら友達がいて、裸足でジャングルを歩く人たちに驚いた。真似して自分も裸足で歩いたら母親に怒られた。

ここでの暮らしは本当に最高だった。電気はない。だからテレビもゲームも出来ないし、日が暮れたら寝る(6時)そんな生活だけど“生きてる”って感じがした。お風呂場自体もない。だから、皆が見てない時に、外でドラム缶風呂。

朝は3時ぐらいに目が覚め、皆が起きて集まったら、果物や魚を獲りにいく。

こんな生活が半年続いた。半年後、嫌な日本に帰国した。

“ああ、また学校か…”暗い気持ちを抱えながら家に入ったら家族が増えてた。
子犬がいた。ちっちゃくてブサイクだった。

女の子は子犬よりインコの方が好きで、親に買って貰ったが…

初代・ジャック♂【窓から逃げ、現在行方不明】
二代目・シンディ♀【ジャックにDVしてたが、ジャックに心を許してた模様。よく、寄り添って寝てた。が、あまりに凶暴すぎて(指を噛みちぎる勢いで襲ってくる)お店に返した。
三代目・ジャック♂【家で死骸になって発見。(子犬ちゃんが誤って殺害した模様)】
四代目・シロ♂【突然の心肺停止】

もう色々ありすぎてインコ飼うのやめた。金魚も飼ってた時期もあった。
ある日(5歳の頃)台所に行ったら母親が黒い金魚をさばいてた。

「…なにしてるの」

どうやら母は黒い金魚の顔がブクブク膨らんできて病気になったと思ったらしい。それで原因を突き止めようと腹わたを(ry

まあ、それはさておき。話を戻そう。

日本に戻った女の子は学校にちょくちょく行き始めた。朝目がさめると胸がザワザワして体が重く「行きたくない」と泣き出したかったが行ってた。頑張って行った。

でも限界がきて行くのをやめた。母はもう怒んなかった。ただ悲しそうだった。
この時、私はちょくちょく行き始めてたおかげで友達はできたが、行けずにいた。

でもその変わり、学校に行かない子供が集まる施設に通った。そこは学校と違い居心地が良かった。友達もできた。いっぱい笑った。信頼できる先生もできた。

そして中学校。中学校はちゃんと通おうとチャレンジしてみた。
中学校は小学校の奴らが一人もいない学校を選んだ。
「もう一度最初から始めよう…」そんな思いで、知り合いが誰ひとりいない中学校を選んだ。


いやー、甘かった。甘かったよ。


当然だが、既にグループは出来ており、「あの子誰?コソコソコソ」ってなった。

でも、入学式の終わり、帰り道をトボトボ歩いてる女子発見。チャンスと思いながらも、なかなか声が掛けれず、でも頑張って声掛けた。
「ねえ!」
この時、声掛けてホントに良かった。この子とは今でも仲良し。でも中学校は行けなかった。行こうとすると、いつも突然泣き出してしまう。

いつも不登校が集まる施設。でも施設では、一ヶ月に2回は最低10分は行こうと決められていた。
保健室から慣れていこう!こんな感じ。

事件はいつも突然やってくる。

中一の夏だったかな、トイレに行きたくて廊下を歩いてたんだ。そしたら向こうから兄が来て、何となくソ゛ワッって嫌な予感がした。

急いでトイレに入って思わず立てこもる。もう出ても良いかなって思ってトイレから出たら、兄が突然部屋から出てきて凄い顔で手を伸ばしてきた。瞳孔が開いてて(てかすんごい目をひんむいてて)荒い息遣いで迫ってきて、血の気が完全に引いた。

生命の危機(首締められると思った)を感じた私は逃げようと手を払った、だが相手180cmの塗り壁男に手を掴まれて逃げようとしてもビクともしない、恐怖で声も出ない。兎に角暴れて、部屋まで逃げた。怖くて怖くて何か震えてきて、声押し殺しながら泣いてたら部屋に兄が入って来たんだ。(鍵ついてない)

手に包丁持ってた。

一瞬頭がフリーズして固まってたら

「Si dice a la madre Te mato.」
「(お母さんに言ったら殺す)」
って言われたんだ。


でも中3の時、ベロンベロンに酔っ払って姉に泣きながらチクった。姉はもしまた危ない雰囲気になったらすぐ携帯持って逃げるように言われた。(この頃、姉2人は東京に住んでてたまたま遊びに来てた)

今は高1になって、定時に通ってる。行動が幼稚な奴らばっかで呆れるが、何とか毎日通ってる。(この前3日連続で休んだがな)

今の兄貴は無職(前まで働いてた)。(昔も薬飲んでたが、効かなかった)最近また違う病院に処方された薬飲み始めたら何か効いてきて正気になってきたんだ。

この前、泣きながら「今までゴメンな」って言われた。
別に憎んでないし(ちょっと怖いけど)もう大丈夫って自分の中で思ってても、やっぱ生理的に受け付けないのは治らなかった。ごめんて言われながら抱きしめられた時も気持ち悪くてしょうがなかった。

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