このまま目が覚めなければ、と
天井の滲みを見るたびに思う。
このまま何処かへ消えたいな、と
空の綺麗さを見るたびに思う。
それでも夜は明けてしまって、
それでも朝がやってきて、
誰も僕に構わず仕事に出て行く。
僕が生きてる惨めさが、今日も夢に表れて、
僕の空っぽの心中が、なにかの綺麗さに拐われる
結局は誰も僕のことを気にしてないから、
このまま逝ってもいいのかな、、、。
ただ、
死んでしまいたくて、
生きていたくなくて、
僕の存在を消えてしまいたくて、
でも今日も何故か息をする。
誰も僕に愛情も興味もあるわけないんだ。
今日もずっとひとりぼっちのまま。
誰かが置いてった、この冷めた愛情は
レンジでチンすれば、また熱をもちますか?
彼方へ飛んでった、この僕の空箱は
光を見つけたら、また"僕"になれますか?
この消えたい感情は、"僕自身"なんですか?
いま生きてる後悔を、忘れることはできますか?
また、
死にたくなって、
生きたくなくなって、
心から消えてしまいたくなって。
何度も同じ"今日"を繰り返す。
何もかもが嫌になって、
投げ出しそうになってしまうけど、
今日だけは、違う"今日"にしよう。
だから、
なら、
死なない努力と、
生きる力と、
消えずに耐え抜く勇気さえ
何度も君が、
光をくれたよ、
忘れてはいけないことがある。
"誰も"僕に目を向けてないわけじゃない。
"今日"はもうひとりぼっちじゃない。
心に光が灯った。
明日も違う"今日"にしよう。
これは僕の物語。
ありがとう。