心の距離感が近いのかもしれません。
「他人」「知人」「友人」「親友」「伴侶、家族」
それぞれ、話せる範囲は違いますよね。
「職場関係」「元恋人」など特殊な条件が絡むと、また基準も変わります。
基本、余計なことと言うのは、自分が親しいと思っている人、または自分が下に見ている人にしか出てこないものです。心理的に距離が近い、遠慮がない、気構えがないからこそ、気持ちが油断していて、何も配慮しない言葉がついつい出てしまう。
妹が姉に「おねーちゃん、太った?」なんて言っちゃうことがありますが、怖い上司に向かって「あれ、なんか太りました?」なんて言うはずがないですよね。姉に対しては無防備、上司に対しては緊張しているからです。
ネガティブな場面でも同じですね。
親や先生や上司に叱られている時に余計な一言を言い、火に油を注ぐパターンがありますが、これも「うるさいな」「ああするしかなかった」「あんたは上司のくせに助けてくれなかったじゃない」「早く終わらせてよ」というように、相手を「私(たち)を叱るに足るだけの立派な人じゃない」「こんな時間は意味がない」と下に見ているから、つい出るのです。
もっとも、セクハラパワハラだったら断固とした態度も必要なんで、必ずしも余計な一言が悪とは限りませんけどね。
親近感のランクを変えてみるといいです。
親友でも、話す時は友人という下の立ち位置にする。
逆に後輩と話す時は、知人という上の立ち位置にしてみる。
そうすれば話す時に頭や心が無防備にならず、少し考えます。その緊張感が、失言を減らすかもしれません。
また、自分は何も問題ない発言だと思っているのに、なぜか相手が怒ってしまった…というパターンなら、第三者の価値観を取り入れてみるといいですよ。 誰かに「会社の人に◯◯と言ったら怒らせてしまったんだけど、なぜだろう?」と聞いてみるんです。
「◯◯と言うのは、私は馬鹿にしたつもりなんてないけど、馬鹿にされたように感じる人もいるんだ!」と、色々な感じ方を知れたら、次は気を付けられますよね。
宛メで聞いてみるのもいいと思います。
後悔するのは、頑張っている証拠です。
主さんは頑張っておられますよ。なかなか結果が出なくて相手からはまだ認められないかもしれないけど、頑張っている過程を自分だけは認めて誉めてあげてもいいんじゃないでしょうか。
うまく気持ちが伝わるといいですね。
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