平和祈祷詩-1
※大変長いです。面倒な方は飛ばして下さい
水が張られ
風に靡く小さな芽
波立つ水明
写る青空
季節は巡り
今年も水田を見る季節になった
刹那の世界
その全てが美しい
だけど
そんな美しい世界のどこかで
止まない悲しみの雨は降る
始まりは些細な衝突なの?
それとも
ただ私欲を満たすため?
放たれた鉛の弾は
今日もきっと
世界のどこかで
悲しみの芽を産み
憎しみの歯車を回す
その舞台は
明日のここかもしれない
多くの地域で田植えが始まり日本伝統の水田景色が見られますね。私個人はこの時期から収穫までの時期はかなり風流だなぁ…と日本人であることの喜びに浸ります。
しかし…今もこの地球のどこかでは争いが続いているんでしょうね…
戦争により傷つくのは国ではない、国に生きる人々だと私は思います。そしてその傷が憎しみや怨みを産み、また新しい争いを生み続けるんでしょうね
そして、それは決して他人事じゃなく、いつ私達が銃を持つかわからないことです。
『自衛を目的とした先制攻撃』
そんなものはただの言い訳に過ぎないことで戦争には変わらないんじゃないかと思います。
争いが無くなるのは、それこそ途方もない時間がかかるかも知れませんが…少しずつでも学び、そして伝えることは出来るはずです。
地球という星から、武器と争いの全てが無くなる日を信じて
大変長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます
―――司/風の旅人