膝が笑っている。携帯がやけに重い。こめかみがウジでも這っているみたいに脈うって、鷲掴みされたみたいに心臓が痛い。
静まった部屋でひとり。ソファーに腰掛けたまま、動けずにただ時間だけが過ぎてゆく。
甘えるな。みんな、憂鬱さを抱えて、それでも生きているのだ。生きるのが辛いのは、みんな同じだ。甘えるな。
痛む胸を握り締め、笑う膝を叩き、こめかみを押さえて、そう言い聞かせても、身体にまとわりついた不快さは消えてくれない。
目を閉じても人間不信の野良猫のように、緊張で眠れない。酒を呑んでも、嫌なことばかりが頭に浮かび酔えもしない。いっそ泣ければ、楽になる気がするけれど、涙もでない。
喜びや楽しさを最後に感じたのはいつだ?
思い出せない。怒りも悲しみも虚しさも、いつからか感じなくなった気がする。残ったのは、漠然とした不安だけ。
いつまで耐えればいいんだ?
かすれた声で呟き続けて、ただ時間だけが過ぎてゆく。
人間としての尊厳とかよくわからないけど、生きるってこういうこと?
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください