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どうやら私にも社不の傾向があるらしい。ようやく自覚できたおかげで、自分と周りに対する理想と現実のギャップに苦しまなくて済む。

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どうやら私にも社不の傾向があるらしい。
ようやく自覚できたおかげで、自分と周りに対する理想と現実のギャップに苦しまなくて済む。

社不の疑いがある人は、私のようにグレーゾーンである可能性がある。
(そうでなくても社不の人はいる)

私はグレーゾーンであるが、その特性のヤバさを自覚できていなかった。
だから私は自分の特性については、このように間違えて自己分析していた。

「自分はちょっと学力低くて、不器用で、口下手なだけ。そこを除けば人並みのスキルは持っている。自分は普通の人なんだ。だから社会に出ても、あんなにミスして怒られる事はないはずだ。万が一何かあっても、経験を積めば何とかなる」

…そう、こんなふうに思い込んでいた。
だが、社会に出てから、自分でも予測できないミスを繰り返し、結果、「自分だけあり得ないミスで叱られる」という悲惨な結末になってしまった。
そのミスは健常者なら絶対にしないミスであり、私「しか」犯さないミスだった。

この時、私はひどく混乱しながら「何で?こんなはずじゃ」と思ったのだ。
本当に訳が分からなかったし、何でこんな結末になったのか自分でも分からない。
本当に「分からない」のだ。

いったい、何が原因でこんな事になってしまったのか?
それをずっと考え、家族に相談し続け、ネットで調べ尽くした結果、答えが分かった。

・自分の特性が「ちょっと不器用」とかの次元を越えるほどヤバかった事
・本質的に「社不」の傾向が強かった事

どうヤバかったのかは、こういったものだ。

1.普通の人と物事の捉え方が明らかに違う
例えば絵本に例えると、普通の人は絵本の「内容」を見るが、私は「絵」だけを見るというもの。
単なる勘違いではない事が分かると思う。
こういうところがあるため、情報に鈍感過ぎるのだ。
それが「社会のルールを守り切れていない、仮に知っていても違う捉え方して勘違いする。そのため意図せず会社の規則を破りまくって、それで自分だけ怒られやすい」原因に繋がっている。
ヤバい話、例えば私が結婚していて配偶者がいたとしよう。
この時、私は「一緒に食事に行くだけなら不倫じゃないよね」とかイカれた自己解釈して、悪気なく不倫してしまい、配偶者に責められて、私が「え?でも私行為してないから不倫じゃない」とか火に油注ぐような発言して、事態が悪化していたかも知れない。
「お前の頭はどうなってんだよ」と言われても無理ない案件だ。
これが普通の人だったら「一緒に遊びに行くのはもちろん、キスやハグだけでも立派な不倫だ」と理解できると思うし、それは考えなくても分かるはずだ。
だけど、私は「分からない」。

2.興味のあるものにしか関心が持てない
これも1と似たような感じだ。
ニュースの音声は全然耳に入らないし、大学生時代は壁に貼られてる掲示板にも気づかないでスルー。
結果、自分が受けなきゃいけない試験をすっぽかして単位を落としたり、必要な書類を忘れたりした事がある。
他にも天気予報とかだと、台風の事でニュースになってて、みんなは「ヤベェ家にいとこう」となっているが、私は興味ないので確認しないまま普通に外出して雨でびしょ濡れになった等。

昨日、この事を思い出して母と話し合っていたが、母曰く「それは普通じゃないし、グレーゾーンの特性だと思う。普通の人は自然と掲示板を確認するし、社会のルールだって学校にも規則があったくらいだから、毎日通っていれば誰にも教わらなくても自然と理解できる」と言われた。

このようにハッキリと言われて、私はようやく「自分は普通じゃないんだな」と自覚できた。

普通の人達は考えなくても、教わらなくても勝手に理解できて。私はできない。
みんなが理解できる事が、私には理解できない。
みんなに見えるものが、私には見えない。
みんなが好きなものが、私は嫌い。
みんなは◯◯に興味あるが、私はない。
単なる厨二病とかの次元ではなくて、本当にかなり厄介なレベルだ。

そうだ、私はそれくらい「社不」なのだ。
「どこか抜けてる人」ではないのだ。
私の特性は本当にヤバいのだ。

だけど、私はそれを自覚していなかった。
だから、自分だけあり得ないミスして怒られまくるという事実を認められなかった。

「私はちょっと不器用なだけで、そこそこデキる人間のはずなのに」

「私はちゃんと普通の人のはずなのに」

「私はまとものはずなのに」

「何でこんなにおかしい人扱いされるの?何でこんなに怒られまくるの?」

「こんなはずじゃなかった」

「こんなの何かの間違いでしょ!?これはきっと夢だよね!?冗談だよね!?」

自分に対する理想が高過ぎたのかも知れない。
「実は自分は元々社不で、グレーゾーンの特性もヤバくて、人よりもできない事が多い人間だった」という現実を受け入れられなかった。
この理想と現実のギャップが苦しくて、「何で自分ばっかりこんな目に?」と嘆いていた。

しかし、本当の自分を知った事で、自分がこんなにやらかす原因を知る事ができた。
そして、気持ちが楽になった。
今思えば、あんなに自分だけ怒られた事も納得できる。

この先、自分だけ恥をかく出来事に直面しても、「自分は社不のグレーゾーンだから仕方ないか。時間かかるけど、普通に合わせられるまで頑張るしかないな」と割り切れる。
自然と怒りと悔しさも湧いてこなくなる。

これは自分を責めているわけではなくて、変なプライドを捨てるための手段だ。
これを捨てないと、どこかで自分を過大評価して、勘違いして、あり得ないミスを繰り返す。
それを防ぐには、この変なプライドを捨てるしかないのだ。

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