現実と未来に刺激され、行き場とはどこなのだろう。どう、足掻けば答えが出るのだろう。
今、なぜ生きているのか、わからない。
親は勝手に子供を産んで身勝手だと思う私は親不孝だろうか。
朝、太陽の光を浴びると胸が痛む。毎日同じことの繰り返しで。同じことの繰り返しなのに、胸がきゅーっと痛んで。わかりきったことなのに。
やってみればたいしたことがなかったと。
そんなふうに思えた。今までは。
最近は、やってみても、辛くて痛くて苦しくて。逃げるように学校を去る。
学校が嫌なんかじゃない。
先生や親の夢見た人生に私はついていけない。
夢見て勉強しているクラスメイトのことを気づいたら私は見下していた。
そんな夢から早く目覚めろと。
私の心、いつか憎まれるだろう。そんな自分の心にまた、落胆する。
中学までの悩みはまだまだお子様だったことに気づかされた。
目の前の大人が全員敵で。
大人の過ちばっか探して。
何も信じたくなくて。
世の中の不平を謳って。
目の前の狭い世界だからこそ、私は強いのだと見栄を張れたのだ。
あくまで心の中でだが。
今はそんな見栄を張る気力などない。
あんなに大人になりたがっていた私が大人になることを恐れている。
これまた、私の弱さを自覚する。
所詮、私なんか弱くて脆い生き物なのだ。
将来などわからず、でも向き合えと。
大学に行けと。
幸せになりたいのか。私はただ、自由になりたい。
学校にも行かず、仕事にも就かずただただ、何も縛られたくない。
ろくでなしの人間だとか、
ただの甘えだとか、
世間知らずとか、何でも罵声を浴びられてもいいから、今はただ、自由になりたい。
何も縛られない日などないと知っている。
学校を辞めればきっと、不安が纏う。
でも今は、そんなのどうだっていい。
こんなにも足掻き続けるバカでちっぽけな何もない16歳。
あの時、嫌っていたバカでだらしなくて、こんな大人になりたくないと思っていた大人になるのではないか。
今、見える未来はそんな大人の姿だ。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
▶ お返事の注意事項