ずっと精神の年齢と実年齢が合っていないことに違和感を感じていた。
実年齢でいえば、気力に満ちあふれているべき年だ。世間一般的なイメージは、ガツガツして前のめりで覇気があり脂が乗っている、そんな年だ。
ところが実際は何をするにも、ものすごく辛い。朝起きるだけで崖から飛び降りるような気持ちの決断が要る。何をするにも必死で気力を振り絞ることが必要だ。なので休みの日は寝たきりで水だけ飲んで過ごす。存在しているだけでひどく疲れる。
年齢を倍にしてみるともう後期高齢者である。で、確かにこちらのほうがしっくり来るのだ。そういえばそもそもは貯金を使い切って半年くらいで自殺する予定が、気づけばはや数年生きながらえている。なるほど自分は余生を過ごしているわけだ。
これまでは老体に鞭打って振り絞ってきたものの、その余生はいよいよ終わりに近づいているのかもしれない。なら、さっさとお迎えが来てほしい。この余生は楽しかった。その楽しかったという思い出を胸に終われれば、今世の締めくくりはまぁまぁ満足だ。
もう人の倍は生きたのだ。頼むから解放してくれ。引退させてくれ。自殺を何度か試しているが、お迎えが来る方が良い。死ぬ間際の最後の思い出を、痛く苦しく辛いものにさせないでくれ。
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