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今日は「彼」に会った。一緒にテレビを見てゲームをしてご飯を食べた。楽しい時間だった。けれど、私は「彼」のことがまだ好きになれない

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一か月ほど前に、私に告白してきた「彼」とおうちデートなるものをした。
最初は、普通にお菓子を食べながらテレビを見たり、ゲームをしたりしていて、「恋人というより友達みたいだな」と笑った。
けれどそれから、「手をつなぎたい」「キスをしたい」と彼が言って、実際にやったし軽く舌も入れたし胸も触られた。
驚いたのは、私自身のこと。最初は緊張こそした、そういう感覚もちゃんとあった。けれどそれ以上は何もない。良くも悪くも何も感じない。決定的ななにかが足りない。悦びはおろか嫌悪感すら感じない。
…理由はわかりきっている。私が「彼」を好きじゃないからだ。
いくらなんでもそういう展開になってもなんとも思えないほど自分が冷たい人間だとは思わなかった。悲しかった。この感覚をどう処理すればいいかわからなかった。

とりあえず、このまま先に進むと取り返しのつかないことになると思った私は「彼」を止めた。そして(ひどいことだとは思いながらも)できるだけ傷つけないように必死に言葉を選んで説明した。
私があなたを好きじゃないこと。
そもそも恋愛に興味がなかったこと。
キスされてもなにも思わなかったこと。
私は勉強ができるだけのカスで、あなたが思うような綺麗な人間じゃないこと。
…告白されてうれしかったのは、本当だってこと。

しどろもどろに説明する私の話を「彼」は聞いて、「それでも好きだ」「できれば別れたくない」と言ってくれた。「さすがにショックだけど」とも言っていたが。
だから私は「彼」の好意に甘んじた。これから先ちゃんとあなたを好きになる可能性に賭けた。…やっていることはいわゆる「キープ」だし、最低なのはわかっている。けれど、離れるのは惜しいし寂しいから。
ごめんね、私がもっと純粋で素直な人間ならどれだけよかったか。最低でごめん。

決めたことがある。
いつか「彼」のことをちゃんと好きになれたら、そのときは私からキスをしよう。
そして、一年経っても私の気持ちが変わらないなら、そのときは終わらせよう。「彼」に私のことを諦めてもらおう。

本当に、我ながら、一から十まで身勝手な話だ。

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