家を出て数年。ようやく自分の母が毒親とわかりました。
アルコール依存で酔って家で暴れ、趣味に散財、転職を繰り返した父。母はずっと被害者と思っていた。
でもそんな裏で母は、マルチビジネスの健康食品に毎月何万と使いウン百万溶かしていた。
私は大学の学費を稼ぐため、奨学金を借り、アルバイトを3つ掛け持ちし、1日に2シフトをこなすこともあった。冬に給湯器が壊れても直してもらえず、やかんにお湯を沸かしてタライに入れて少しずつ体にかけていた。
貧乏なことで周囲に同情されたことも辛かった。
月何万も使っていたのは大人になってから調べて発覚した。真実を知った日は涙が止まらなかった。
普段の態度にも問題があり、私が何を相談しても、大げさだ、とかよくある事だ、とまともに取り合わず、母の苦労話に気づいたら話がすり替わるのは日常茶飯事。
そんな経験が積み重なり、自分の悩みは大したことないと刷り込まれた私は誰にも相談をしなくなった。
上記の奨学金も卒業したら母が返す約束で借りたのに、返す段階でそんなこと言ってない、忘れた。と言い放った。
その日から母を信じることをやめた。
そして父と母は私が家を出てから離婚した。
散々散財しお金のない母は、自分のきょうだいの使わない家に住まわせてもらっている。
そのきょうだいから母を援助するよう私に苦言があったが無視。プライドの高い母なので自分ではお願いできないのか。
家を出てから徐々におかしさに気づき、解毒されている。一番の進歩だなと感じるのは、誕生日や母の日をスルーできたこと。
小学生の頃、母の誕生日プレゼントを父と買いに行き、私の欲しかったものも同時に買ってもらった。
母にプレゼントを渡すと、こんなダサいもの欲しいわけがない、お前は自分の欲しいもののついでに適当に買ったんだろう、と言い放った。
そこから、プレゼントは母の気にいるものを渡さなきゃと毎年必死で探した。
でももうスルーしていいんだと気付けたのは進歩だ。
でも、時々つらくなります。
長期休暇で帰省が話題に上がると不安になります。
友達が帰省する度にたくさんの料理と、あったかい団らんでリフレッシュしているのを見るととても羨ましくなる。
何より解毒し自分の人生を徐々に手に入れても、
親から愛されなかったことによる自己肯定感の低さは中々治りません。
また親が老いてくるにつれ色々な問題も出てくるでしょう。
ですがこれからも本を読んだりカウンセリングに通ったりして自分の辛さと闘って行こうと思います。
そして自分の子供を持つことができた暁には、毒親なんて思われないよう、子どもがいないうちから自分の生きづらさに向き合い、子には愛情をたっぷり与え、生きづらさを連鎖させないように頑張ります。
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ななしさん
自分の人生を諦めないあなたを応援します!
ななしさん
深いんですよね。
毒親に汚された心の傷って。
これが当たり前なのか気付く前も苦しいけど、気付いてからはまた別の辛さが押し寄せてくるというか。
あなたは間違っていません。
母の日はこれからもスルーで大丈夫です。
毒親を根絶したいこどもの日もあればいいのにね
ななしさん
帰省の話題に関しては、「人それぞれ感じ方が違うから、帰省するのもいいと思うよ。けれど、私は感染対策のため今年も帰省を控えようと思う」って事にしておけばok。コロナが落ち着いた後も、何かしら理由を見繕えばok。
表に出せない羨ましくなる気持ちは、また小瓶で流してください。
生きづらさを連鎖させないように頑張りすぎないでくださいね。
自分の悩みも他人の悩みも、大小は計れなくて、悩みは悩みです。自分の悩みもときには誰かに聞いてもらうし、他人の悩みも聞けるときは聞けばいい。家族・身内といえど、他人の悩みは聞けるゆとりがないなら、一旦スルー。
私も今時点で、母親と距離を置いています。もう少し、傷が癒えたら、母親との距離を縮めようと思っています。もし母親が年をとっても丸くならず毒舌や暴言なら、認知症みたいなものと、許容できるようになったらいいな。
経験した自分の辛さは、ネット上の顔も名前も知らない誰かの辛さに寄り添えるかもしれない。
辛さと闘うでもいいです。辛さを癒すでもいいです。とにかく、辛さが旨辛いくらいに変化しますように。
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