先日、ついにストレスと疲れが限界に達して、人前で泣き崩れてしまった。
私のみっともない姿を見た人は、引きもせず、逃げもせず、優しい言葉をかけて下さった。
それから、色んな人が私の体調を気遣ってくれ、ある人は優しく包んでくれたり、またある人は「実は私も」と、その人が辛いと思っている事を打ち明けて下さったり、色々な優しさを貰った。
クズな私は、そんな優しさをどこかで恐ろしく思ってしまった。
自分ですら、自分にはこんな優しい言葉をかけられない。
いつもまだ足りない、ダメ人間、もっと人並みになれと罵ってくるのは、いつももう一人の自分だ。
私は、他人よりも頑張りが足りなくて、いつもから回っていて、不器用で、「当たり前」がやれないのに。
そんな私を人は「辛いなら吐き出してもいい」と包み込んでくれる。
どうしてそんなに私に優しくしてくれるんだろう。
どうして私は私を優しくできないんだろう。
私が私を優しくしてあげられたら、周りの人の優しさもきちんと受け取れるんだろうか。
そんな事を考えながら飲んだお茶は、ぬるかったです。
ただの吐き出しでした。
