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思いやりなき言葉の呪い。「もっとたくさんのお友達と遊べるようになりましょうね」幼稚園の卒園式、大好きな先生から言われたひとこと。殴られたようなショックを受けた

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「もっとたくさんのお友達と遊べるようになりましょうね」

幼稚園の卒園式、大好きな先生から言われたひとこと。

殴られたようなショックを受けたこと、忘れられない。

なぜなら、私は友達が多いとか少ないなんてこと、考えたこともなかった。

そもそも大人が考えるような「友達」という概念なんて無かったし、

本人としては、「川の組」の誰とでも普通にしゃべったり遊んだり(つもり)していたし。


ただ、自由時間にみんなが園庭に出て同じ遊びに夢中になる時、

私は少しも興味が持てなくて、

電気を落とされた薄暗い教室の中で絵本を読む方が好きだった、というだけ。


なんだかみんなのように子供っぽいお遊戯にはしゃぐのが、

どこかバカバカしくもこそばゆくも不自然に感じられて、

あえての「子供のフリ」ができなくて、

能面のような顔で突っ立っていることも多かった。


先生たちは、というか大人たちは、そんな私を扱いかねて、

無理にでも輪に引き入れ、はしゃがせようとあの手この手で働きかけてきたけれど、

いう通りにならない私への大人たちの苛立ちや面倒臭そうな一瞬の表情に反応し、

いかに自分がダメな存在かを思い知らされ、

いつか見捨てられてしまうのではないかという恐怖、

みんなと同じようにできない苦しさ、

居心地の悪さを嫌というほど味わって、ますます固まっていた。



でも、そんなことはあっても、だからといって自分が周囲より劣るとか、

これではダメだとかなんて思いもしなかった。

それはそれなりに、人と比較することもなく幼稚園ライフを楽しんでいたつもりだったのだから。



なのに、大好きな先生から一人一人いただくお別れの言葉を

楽しみにワクワクしながら順番を待った挙句の一言が、

「もっとたくさんのお友達と遊べるようになりましょうね」。



ということは、先生は「この子には友達が少ない」と思っていた、ということ。

ある意味では、これまでの私の在り方が全否定されるような言葉だったこと、

幼かったたけれど理解力はたぶん、人一倍あって、

言われたことの逆にある意味を瞬時に理解し、

自分が取り立てて考えることもなかったごく「普通」が全否定されたことだけはスパン!とわかってしまった。


私は先生を大好きだったけれど、先生にとっては「友達のいない困った子」だったんだ、と

ものすごく悲しくなって、

そのあとの謝恩会、しょっぱい気持ちで過ごしたこと、忘れられない。



そしてその言葉は間違いなく呪縛になった。

いつも、ことさらに「一人になることは恥ずかしいこと」と意識してしまって、

どうしても自然に人の輪に入れない。

これはいけいことなんだ、ダメな人の証拠なんだと、

無理にでも人に話しかけ、でも浮いてしまい、息苦しくなり、

本当に辛かった。

友達はたくさんいなければいけないんだ、

そういう意識が常に働いていた。

本当に苦しかったよ。


でも、最近になって発達障害の特徴を知った。

まさに私の陥っていた状態が全て当てはまった。

答えがあった。

本当に発達障害かどうかはわからない。

でもかなり当てはまる。

だとしたら、あまりにも私、可哀想だった。



親にも「あんたみたいなひねくれた子はもう知らない」とか、

「あんたは内弁慶だ。なんだ、家の中では威張ってるのに

外に出たとたん借りてきた猫みたいになって。情けない」とか、

「あんたはへそ曲がりだから、おへそ曲がって付いてる」とか、

「あんたなんかそのうち友達が一人もいなくなるから!」とか、

「あんたは女の子として欠陥がある」とか、

明るく社交的な本家の従姉妹や

同い年の近所の子と比べられたりすることも多々。


それはもうひどいことをたくさん言われてきた。

そして、子供が全てを依存して生きている親の言葉だからこそ、

思ってもみなかった否定の言葉は絶対的な価値基準として激しい一撃となり、

傷となり、言葉は細胞に刻み込まれて、

呪縛となり続けてきた。


会社時代の上司に言わせると、

ほめられても何しても「すみません。私なんて全然ダメです」とか、

「私なんて」を連発していたという。

本人はまったく自覚がなく、無意識で口にしていたようだ。

それだけ自己肯定感の低さが当たり前のようになっていた、ということ。



自分はダメだから、自分から努力しなければ、

みんなに「ヘンな人」「孤立してる誰からも好かれない人」「変な人」と思われたくなくて、

いつも無理してボランティア的な立場に手を挙げたり、

リーダー的立場に立候補したり、

苦手な集団行動に参加したり、

そうしては翌日、激しい疲労で寝込む・・・を繰り返してきた。



人間関係は、私にとっては常に消耗の激しい、虚しいチャレンジだった。


なのに他人は、私を社交的な人、積極的な人と見ているようで、

時には関わるべきではない人間も近づいてくる。



人を利用することで生きているような人たち、サイコパスや妻子持ちの浮気狙い。


ある意味ではわかりやすい、自尊心の低い私。

そんな私は彼らのいい餌食。

いいように利用され、身も心も好き勝手に扱われ、彼らの都合に合致しなくなるとポイ。

私にだって非はあるけれど、いつだって私は彼らを疑いもせず受け入れてきた。

さすがに浮気相手にされそうになった時にはなんとか逃げたけど。


後になって、それぞれの人たちが、実はあちこちでトラブルを起こしている人間だと知ったけれど、

彼らのほうが集団社会に溶け込むことが上手だし、

時には周りから賞賛すらされて、本人は涼しい顔をして自信満々で、

そのことは彼らにとってはごく普通で、とりたてていうほどのこともなく、

ゆえに、集団の中で進んで優位な立場に立って、

人をコントロールすることに長けている。


彼らの陰の資質はともかく、

私はその集団社会に抵抗なく入っていくこと、

簡単に溶け込めて中心的存在になることがごく普通にできるという、

それだけで彼らを尊敬の気持ちで見つめてしまい、つまりは自分を必要以上に低く見て、

正しい判断を誤った。

その結果、利用されるだけされてボロボロ。



でも、痛い思いをして、ますます自分を知ることが深まったかもしれない。

「正常」なのは一体だれ?

本当に「普通」といえるのは一体だれ?

良い、悪いではなく、

集団生活が苦にならない「定型発達」と、

苦になりやすい「非定型発達」という括りがあることを最近やっと知った。

私は明らかに「定型発達」ではない、と納得ができた。


自分は明らかに、子供の頃、大人たちが言っていた「普通」とは違っている。

苦しみの理由は全て、彼らが要求する「普通」になろうと必死になり無理しすぎたから。

もう手放したい。

発達障害かどうかはわからない。

でも、少なくともグレーゾーンではあるかと思う。

誰に何を言われたからこうなった、というわけではなく、生まれつきの資質らしい。


けれど、周りの大人たちがもう少し子供の気持ちに立って

言葉を選んでくれていたなら、と思わずにはいられない。


頭からの否定はもちろん害にしかならないことは言うまでもなく、

その子の「今」を相対的に否定してしまうような、

「もっと●●になりましょうね」といった言葉もいらない。

それはその子の一生を左右する呪縛になりかねない。


その子の「今」がどんなであろうと、

100パーセントそれで良いのだと受け止めてくれる人に、子供は心を開くもの。

心をひらけば、その子は自分を信じてくれる大人の笑顔の中に、

自分の100パーセントの可能性を信じられるもの。

だからどうか、大人のエゴでもって「普通」を押し付けないでほしい。

その子の生涯の幸せを、本当に心から願うのなら。


今は大人になった私の中の、今も泣いている子供の私が心からそう願ってる。
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ななしさん (小瓶主)
小瓶主です。
たくさんのお返事ありがとうございます。
共感してくださる温かなお気持ち、それをこうして言葉にして寄せてくださる優しさに救われています。お一人お一人にお礼を申し上げたいです。

夜中にふと子供時代に大人たちから言われた、良くも悪くも影響された言葉が思い出されたのです。

時代の価値観もあったと思う。「ともだち100人できるかな」の歌もあるくらいだし(でも、この歌詞を作った方、その後のいじめがはびこる時代になって後悔されたそうです)。

自分が大人たちから「そんなじゃだめだ」とばかり言われて、とても苦しかったから、大人になった今は思うのです。大人の役割って、その子の「いま」がどんなであれ、まずは肯定してあげること。どんな姿の中からでも、良い点を見つけて並べてあげること。

自己肯定感を持てなくては、人は強く生きていけないのです。逆境がバネになるともいうけれど、何もわざわざ大人たちが子供を苦しみに突き落とすこともないでしょう?

そうでなくたって、生きていく中ではいろんなことがある、ありすぎる。自分を信じる強さがなくては、切り抜けられない。
自分を信じられなかった私は、いくつもの辛さがある中で、まずは自分のなけなしの強さを信じることから始めなくてはならなかったから、たくさんの、しなくてもいい遠回りをしてきました。自己肯定感の低さが、それをエサに生きているようなサイコパスとのつながりを生み、利用され、ズタズタに傷つきました。今もまだ迷路の中。大人になった今だからこそ、見えること、言いたいことがあるのです。
本当にその通りだと思います、例え大人のエゴでも「普通」を押し付けないで欲しいとは思いますよ、皆「普通の基準値」は違いますし、考え方も違うのです、人の生涯の幸せを願えるのなら、そういう「配慮」が出来て欲しいですよね。
ななしさん
読ませていただき、共感しました。
あなたのメールの内容を、ぜひ幼児教育の方達に読んでもらいたいと思いました。

世の中には、「子どもは普通こうなんだ。そうじゃない子は問題だ。」という、型にはまった見方がありますね。
それを押し付ければ、その子が傷つくこともあり、成長してもなお、辛い思いをさせることもあるのですね。
痛ましいことだと思います。

親や教師は、その子の個性を大切にしてほしいですね。
発達障害かグレーゾーンであっても、ありのままのあなたを認めてくれれば、一番よかった。
とはいえ、当時の親御さんや先生はまだ知識がなく、型通りの考え方しかできなかったのでしょう。
どう理解してよいか分からず、右往左往していたものの、全面否定の意図はなかったんじゃないでしょうか。

子どもの頃のあなたに、声をかけてあげてください。
「あんなこと楽しかったよね。こんなことがんばったよね。ムリしなくていいよ。自分らしくいれば、だいじょうぶ。これからは、わたしがあなたを守るからね。」とか。
何か、ご自身が安心できる言葉を考えてくださいね。
ななしさん
なんて言ったら良いんだろう
人間の言葉なんか覚えるんじゃなかったなあ

相手と自分の言葉の差異
なんて話しかけたらいいかわからず悩み怖くて誰も話せないよ

勇気だして少ない語彙ね日本語でガンバって話しかけても
どうせコイツは思いやりないと言われバカにされて悪人あつかいされるもん

いやだなあ
ななしさん
あなた自身に起きたこと、教えてくれてありがとう。
私も、そういったことをしないように気をつけるね。
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頑張って辛くても疲れ切っても嫌なことにも耐えて働いて、通帳の残高も増えて、これから少しずつ蓄えが増えて楽になれる!と思っていたら、ん・・・???なんで急に増えなくなったの? ちょっと問題がおきました。私の、ではなく血縁の。頼られたけど断わった。私自身、応じられる状況ではないから。助けたくても助けられない。自分のことで手一杯。 人のためには全身全霊で頑張れるし、たくさんアイデアも出せてサポートできる。そして「ありがとう。あなたのお陰!」とすごく感謝もされるのに。私は自分のためには何一つ頑張りきれない
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人の幸せで不調になる 生きるのつらいけど死ぬ勇気ない 疲れました。学生です。私は勉強が苦手です。人間関係の構築も下手くそなんですよね。誰からも大切にされてないような気がするんです。 ただただだれかを愛し愛されたい。いつだって一方通行の愛。私からの好きが伝わらなくて、伝わっても私が盲目なの分かってるから2番目以下としてキープされる 大好きな人がいる。もの凄く、好き。伝わりきらない程、好き。 すみません。小説を全て削除しました。もし続きが気になっている方がいたらすみません。もう小説書く威力が失せちゃって_(:3 」∠)_ これから整形外科に行かなきゃ。ホントは寝たくてしょうがない。音楽でも掛けて、脳に刺激を与えてみるか。そんなはなし。 私は将来アイドルになりたいと思っています。でも悩んでいることがあり、それは小学校2、3年生の時にクラスと人の定規を盗んでしまったことです 忘れられなかった。最愛のあの人を忘れられるわけなかった。喧嘩別れなんて、それが最後だなんて、後悔しか残らない。忘れたかったのに。そのためにたくさんの事をしたのに 生きられない。私の徒労、無駄な努力について。両親がいつも争っている家に生まれた。怒鳴ったり、叫んだり、わけのわからない奇声を上げたり。 寂しがり屋の自分が辛いです。私には6つ下の弟がいます。私に比べて弟は勉強や芸術面であまりという感じですがスポーツができます。親からすると私はハズレ、弟は当たりなんだと思います 愛憎それでも。 最近は学校に毎日行ってるよ。朝起きたくなくていつも泣きながらだけど、泣くことができるようになったってことだよね 久しぶり。 最近のkohaku☘…。1週間前の私、かなり病んでたなって思います。寂しい。誰も頼れなくて信用できなくて、みんな敵に見えて…

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