大好きなお祖母ちゃんのお話です。（またまた長話w）私は、母方のお祖母ちゃんが大好きなんです。幼少期はそのお祖母ちゃんと暮らしてて

私は、母方のお祖母ちゃんが
大好きなんです。
幼少期はそのお祖母ちゃんと
暮らしてて、可愛がってもらいました。

私ね、母方のお祖母ちゃんと
いくつか約束事をしてるんです。



お祖母ちゃんは今、認知症と
心不全で老人福祉施設に居るけど、
たまに会いに行ったら
短い時間を精一杯使って
お話するんです。

お祖母ちゃんは施設に入る前は
お祖母ちゃんのお家に叔父と二人で
暮らしてました。

叔父は、少し危ない人(?)と言うか、
過去に警察にお世話になった人です。

叔父は少し狂気的な、若い女の子
が好きな人という印象です。

ある日私が、お祖母ちゃんのお家に
行くと、お祖母ちゃんが
床を這って移動してました。
叔父はそれを見ても何もせずに
普通に珈琲を飲みながらTVを
見てました。

私は親に電話して、お祖母ちゃんを
病院に連れていきました。
診てもらってそこで心不全
が発覚しましたが、
まず、広範囲の火傷を負ってました。
両足と腕とか手に大きな火傷痕が
ありました。

お祖母ちゃんに何をしてて
その火傷を負ったのか聞きました。
お祖母ちゃんは、
ヤカンをひっくり返したって
言ってましたが、
私はそれを嘘だと判断しました。

だって、お祖母ちゃんはいつも、
高さが私の太腿真ん中辺りまでの
ストーブを使ってお湯を沸かしてた
のに両手両腕に火傷を負っていた。
ヤカンをひっくり返した筈なのに
両膝から下は火傷を負ってない。

自分でヤカンをひっくり返した
にしては不自然だと思った。

私は1番に叔父からの虐待を
疑ったから父さんにそれを伝えました。

結局、父さんも私の意見を聞いて
同じ考えに至ったので
でも、はっきりとした証拠もなく、
叔父と話をしようにも、
父さんが行っても話もまともにできず、
お祖母ちゃんと叔父を離す事に
しました。

先ずは入院する事になりました。

入院する時に病院についていきました。
そしたらそこの受付の人達が
お話してて、
認知の人入ったんやって。
めっちゃ嫌やねんけど。
って笑いながら話してた。
多分お祖母ちゃんの事。
最悪だよ。

それに、
その病院でお祖母ちゃんは
薬漬けにされました。
入院してから1週間後に会いに行くと
頭が垂れてちゃんと座れなくて
動けない状態になってました。

看護師に聞いたところ、
認知症のせいか、急に歩き回るから
はじめは拘束してたけど、
最近は眠剤を投与することになった
との事。

その事のせいでお祖母ちゃんは
申請してから
病院を移動させてもらった。

そこでは拘束も眠剤の投与も
しなくて、
ベッドの横に、上に人が立つと
ナース室に音が入るというものが
置かれただけでした。
お祖母ちゃんはそこで少し回復して、
その後老人福祉施設に入る事が
出来ました。

病院に行く前は、認知症で
デイサービスを週一回で受けてた
から、そこの施設に入所させました。

認知症は少し軽度だったものの、
叔父の事を話せば施設の人は
入所の申請に協力してくれました。

それで今に至ります。
今の施設でお祖母ちゃんは
劇的な回復をして、
自分で動ける様にもなって
お話もたくさんできるようになって
施設の人と仲良くなって
今では人気者です。笑

お祖母ちゃんは、幸せだと
言ってました。


お祖母ちゃんは、回復途中に
疲れちゃって、私ももう長くないし
どうせすぐに死ぬから。
ってよく言ってました。

だから、お祖母ちゃんが
そういう度に何か約束をしました。

私が車の免許を取ったら
1番にお祖母ちゃんを乗せて
おでかけに行く。

私が成人したら
一緒に美味しいものを食べに行く。

恋人が出来たら1番にお祖母ちゃんに
報告する。出来たら紹介する。

お祖母ちゃんの80の誕生日には
お祖母ちゃんが大好きな
アップルパイを私が焼く。

ect.

約束事をするとお祖母ちゃんは、
じゃあそれまでちゃんと生きないと
って言って私の手を握って
笑うんです。

ちゃんと、約束事を、
将来したい事を書いたノートに
書いてあるの。笑


施設の人に、あなたは優しい人ね
って褒められたの( ´∀｀)
嬉しいなぁ♪

今の子はたまにお祖父ちゃんとか
お祖母ちゃんに会いに来ても
一人でずっとスマホいじってたり
面倒見ようとなんて全然しないのに
あなたはほとんどスマホ出さずに
お祖母ちゃんとずっとお話して
お世話もして、びっくりしたって。

スマホ出したと思ったら
お祖母ちゃんと写真撮ってたから
びっくりしたんだってさ。

今の子ってどんなんだよww
悪いイメージあったらしいけど、
逆にそんな子の方が珍しいよねw


という、私の大好きなお祖母ちゃん
のお話でした。