初めて「宛名のないメール」のツイッターを見た。
少し古いツイートで「死にたい気持ちを受け止めて欲しい」とあった。
それを見て、落語「文七元結」を連想した。
三遊亭圓朝作の古典落語で、あらすじは検索すれば、すぐ出てくる。Wikipediaにも記事がある。
簡単に書くと、左官の親方 長兵衛が、売上金を失った奉公人 文七が自殺しようとするのを止めて、娘を形にして借りた金を押しつけるところがハイライト。
芸協の寄席でお馴染みの古今亭寿輔師匠は、このハイライトから始める。
余りの大胆さに、寿輔師匠で聞いたこと無い落語ファンがビックリした程の演出。
CDもあるので、興味ある方は検索してもらって…
長兵衛は死にたい訳を聞いて、「金がないと死ぬ」と言う文七に借りた金を押し付けてる。
死にたい訳を聞かないで、「死なないで」と言うのは無責任だと思う。
でも、長兵衛のセリフに「目の前で死なれるのは嫌なんだ」とあるけど、それも人間だと思う。
人間って、めんどくさいね