「好きだよ」
どこか嘘っぽく聞こえてしまうのはなぜだろう。
自分の喉に突っかかる言葉だから?
なんでそんなに意図も簡単に声になるの?
「好きだよ」と言われたら、同じように返さないといけない気持ちになる。
私の口から出る「私も好きだよ」
自分で思うんだ、嘘っぽいねって。
薄っぺらな軽々しい言葉になる。
何かを相手に期待して「好きだよ」って言っているのか。
嫌われないように、期待を裏切らないように言葉を選んで…
結局はこれ以外の模範解答は見当たらなくて言うのか。
言葉にどうやって気持ちを乗せるんだっけ。
言葉に乗っている気持ちはどうやって受け止めるんだっけ。
あなたから受け取る「好き」に気持ちを探したり、前後の流れを考えてみたり…
少し考え過ぎているのかもしれないけど…放って置いちゃいけない気もするんだ
「好き」っていう言葉…嘘っぽく感じなくなるように
あなたをまだ信じられていないみたいなのかもね
いつかきっと嫌われて捨てられるんだって思ったら…信じられないよね
今を安心して楽しめない
信じさせてほしい
人が結婚する意味もそんな感じなのかな
一生の約束をしたら、きっと安心して信じられる
目に見えない安心とか信頼とか愛とか好きとか幸せを指輪だとか、紙切れに記したり、式を挙げたりしてさ、形とか確かな記憶に残すのかもしれない
証にする行為なのかな
証がなくても、信じ会いたいな、今は