自分が自分じゃなくなっていく
怖いし苦しいし悲しい
本当は体も心も強い子で
小学校の頃なんて無遅刻無欠席だったのに
人前で泣いたことなんて片手で数えられる程度
でも今はもう違う
年々弱くなっているのを感じる
自分が劣っていくのがわかる
今までずっと母親を憎んで生きてきた
私より兄を優先し、兄より自分を優先する
わがままですぐに手をあげる母は憎むのに最適だった
この人を無かったことに出来るなら世界なんてどうなってもいいと思えるほどには憎めた
きっとそんな強い感情のおかげで私は同年代の子よりも少しだけ賢く、少しだけ我慢強く、少しだけ大人になれた
でももう違う。私は実際に大人になってしまった
成人はしてないが選挙にはいける
兄は家を出た
母は相変わらず家事をしないけれど
家事ぐらい自分でも出来るようになってしまった
たたかれてもあの頃のような絶望感は感じない
この人はこういう人だとしか思えない
母への憎しみが諦めへと変わっていくほど
私は自分の存在理由がわからなくなる
気付いたら母よりもダメ人間になっていた
高校受験には失敗した
内申はあったのでそこそこの高校には進学できた。悔しかった。でもがんばれなかった
年々順位が下がっていった
このままではいけないと部活を辞めた
たくさんの人に迷惑をかけた
だけど元には戻れなかった
友達は優しい
だからこそ死にたくなる
というより自分は殺されてしかるべき存在だと感じさせられる
少なくとも過去の私なら今の自分のようなろくに努力もしないくせに楽な生活をしている人を許さないだろう
こんなクズ人間死ねばいいと思う
でも人の手を汚させるくらいなら自分で死ねばいいと思う
でもそんな度胸すらない
自然災害のたびに自分が死ねたらいいのにと思う
たくさんの人が悲しんでいるのに不謹慎だと自分でも思う
いつからだろう人の幸せや不幸を素直に喜んだり悲しんだり出来なくなったのは
もうわからない
もしかしたら生まれた時からなのかな
体が熱い頭がいたいこれが全部心からくるものだとわかっているからなお辛い
あんなに大人になりたかったのに今では成人することに不安しかない
でももう少しだけ頑張って結果を残せたらきっと少し強くなれる
そんな希望を未だ捨てられずにいる
変わりたい
そしてこんな最低な性格の自分とおさらばしたい
色々吐き出すところを探していたら小瓶を見つけた
初利用でよく仕様がわかっていないかもしれない。が、
願わくばこのメールが同じような悩みの方の目に届きますように
そしてその方たちと一緒に努力し、共に自分の好きな自分となれますように