俺は今まで自分を特別不幸だと思ったことはなかった。
けれど君と出会って、本当の幸せを知った。それと同時に、俺の人生が、今までがどれだけ退屈で味気ないものだったのかに気づいた。
俺は君に出会うまで、自分がつまらない人間だとさえ気づいていなかったんだ。
これからの人生を素晴らしいものにする為に、君に側にいて欲しい。
という感じのライン(実際にはこれの3倍くらいの長文)が、男友達から俺に送られてきた。
送る相手を間違えたんだろう、とすぐにわかったんだが、女の子に送るラインを誤爆なんて、気付いたら本人は恥ずかしすぎるだろうとも思った。
だから彼から俺への熱烈な友情宣言ということにしてやろうと思って、「おおありがとう。そういう事は直接言ってよ(*^^*)」と返信してやった。
そしたら次の日、彼から再び連絡が来た。
俺が思った通り、あの長文ラインは俺でなく、女の子にあてたラインだった。
しかしその女の子は別に彼女でもなんでもなく、単にバイト先の知り合い。つまりあの長文ラインが彼の告白だったらしい。
ライン誤爆に気づいてなかった彼は、俺の返信の「直接言って」を告白OKととり、何とそのまま彼女に電話をかけてしまったらしい。
当然ながら何も知らない女の子、電話を取るなり熱い想いを訴え出した彼にびびって途中で電話を切ってしまった。
そこで彼はようやくラインを誤爆していたのに気付いたが時すでに遅し。
そのままブロックされ、次の日のバイト先でも避けられ。
「お前のせいだ」と言われたが、こういう場合何%くらいが俺のせいなのか、客観的な意見を聞きたいので皆様からの返信をお待ちしております。