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大事な人間の前でほど萎縮してしまう性格をやめたい

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大事な人間の前でほど萎縮してしまう性格をやめたい。

この人は大切にしなきゃいけない
と思ったら、私は彼らを世間一般的にいう「大切に扱う」というよりも、私が彼らに必死に合わせることで彼らが「壊れる」ことを防がないといけない、という風に思う。

どうでもいいような人間には理不尽なことや嫌なこと、苦手なことをされればすぐにNOを突きつけることも被害者意識を持つことも出来る。
だけど、それが私にとって大事な人だとうまくいかない。
どころか彼らの言動や行動、仕草から、相手が私に何を望んでいるのかを必死で考えて、そしてそれに必死で従おうとしてしまう。

大切な人。
それは私が好きな人。
好きな人がしてくれたことには反論しちゃいけないと、ほとんど反射的に思う。
「だって好きなんでしょ? 私のことが。だったらその人のすべてに従うべきでしょ? どうしてできないの。
それはつまり、好きじゃないってことなのね。あなたは、私に、嫌われてもいいってことなのね」
目の前の私の大切な人が、そういうことを言う声がする、ような気がする。

そしてその反射的な直感は、反射的な従属的行動・言動へと繋がる。
結果、私は親密になりたいと願う人とほど人間関係をうまく築くことができない。

初対面の人とでも、仲良くなりたいと思った人の前でほど萎縮する。
声がこわばる。
媚びへつらわなくちゃと思う。
視線が彷徨って挙動不審になる。
で結局うまくいかない。

あ、これ、お姉ちゃんだ。

家族と出かけるときは姉がいつも服を選んでくれて、私が選ぶ服をいつもよくないと指摘してくれたこと。
善意に満ちた姉が私の失言や不道徳を私への最大限の軽蔑・侮蔑によって正してくれたこと。
人の気持ちやその場の雰囲気をその最深部まで大切にしなければその人がどういう風に私のせいで発狂するのかを教えてくれたこと。

姉が私に教えてくれたもの。

人の気持ちを考えられなかった私を、今では人から優しいと言われるまでに成長させてくれた姉。
私が何度も「うまく振る舞えない」をしたせいで数えきれないほど発狂してきたのに、それでもいつでも挽回のチャンスを与えてくれていた姉。

「なんて素晴らしい姉。そして、そんな姉にわざわざひどい仕打ちをする、姉の発狂から何も学ばない、なんて酷い世界。」

いうて私、お姉ちゃんのこと子供のときは大好きだったからなあ。
高校生くらいまでは本当にそういうことを考えてた。

多分、いまでも、心のどこかではまだそう思ってるんだろうな。
そしてそのことが、私の、私の大切な人に対する態度に繋がっていくのだと思う。

苦しいなあ。
善意や好意に満ちた人間と対等に付き合うことが難しい。
そもそも私は彼らを壊さないようにしなきゃいけないとほとんど反射的に思うのだから、その思い込みを剥ぐところから始めないと話にならない。

大切な人を、そうやって私は失ってきたんだな。
いやそれはそもそも、大切な人だったのだろうか。
「大切」という概念も、幼少期に植え付けられたいくつかのものを、ごっちゃにしてしまっているだけのような気もしていて。

思わず逃げ出したくなるような「大切な人」って、なんなんだろう。

私がわざわざ大切にしなきゃいけないと思う人は、実際私が大切にしなければ、壊れて、発狂したのだろうか。
それとも、そんなものは単なる間違った思い込みに過ぎなかったのだろうか。

私が逃げて、私が心の中から締め出すことで自分の心の平穏を保ってきた、その被害者たちとは、私は本当はどう付き合うべきだったのだろうか。

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