私には好きな人がいる。
この人が好きだけど、その人がどう思っているかわからない。
私はその人をとても信頼している。
二人の距離感も近い。
でも異性として見られてるかわからない。むしろ見られている可能性は期待しない方がいい関係。
でも時たま、ドキドキさせられてしまう。
本人は無意識なのかもしれない。
甘えたような、幸せそうな声を出す。
私は平常心を装いながら、内心はとってもドキドキしている。
表現が難しいが、語尾にハートが付いているような、タメ口で、そんな言葉遣い。
私が当事者だからか、わからない。
でも、たぶん、私が第三者だったら、なんだよ!お前ら!!って、胸がざわつくほど、甘い言葉な気がする。
安心したような、嬉しいような、甘えたような、そんな言葉遣い。
それを年上男性から受けている。
浮かれたらダメだと思うけど、ドキドキが止まらない。本当に単純だとあきれる。
この人は私に甘い。
メールもチャットも既読スルーのくせに、所々で読んでます、ってちゃんと主張している。
あれは、出来たの?
これは、した?
これはね、どうしよっかな?
忙しい人だから、読むのも大変なのは知っている。だから期待してない。
自分で報告に行かないと、相談をしないと、そう覚悟して連絡してくれる。
でも私の努力や、苦労を、ちゃんと拾ってくれる人。
その人は気付いてるか分からないけど、私はすごく幸せで、嬉しい顔してるんだろうな。
今日も、休憩時間、オフィスに戻るその人を見つけた。
メール送ったので、読んで貰えませんか?
そう声を掛けた。たぶん、その人はとても忙しかったのだと思う。
え?今?うーん。俺、時間無いよ?
って困った顔をしてた。
無理ですか、なら大丈夫ですよ。
そう返すと、
うーん。今見ようか?
そう時間を作ってくれた。
時間が無いと言いながら、5分か10分腰を据えて話をしてくれる、優しいその人に感謝した。
時間を割いたことに苛立つでも無く、穏やかに、言わないといけない指導はきちんとする人。
そうその人は優しい。
その人は誠実なのだ。
この特別でない、私という後輩にも。
期待してはいけない。自惚れてもいけない。
でも、ほぼ毎日確信しているのです。私はこの人が大好きで、とても信頼していることを。
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