ふとした瞬間に「ごめん」と言ってしまう。
相手は特定の誰かであったり、何かしらの概念だったり、自分自身の時もあるけれど大抵は過去の自分の不甲斐なさを悔いる言葉が「ごめん」以外に見つからなかったのだと思う。
自慰に近い。いつの間にかくせになってしまった。
それは普段は抑えが効くけれど、ときたま私が駅にいようと学校にいようと家にいようと所構わず衝動的に出てしまう時があって、するとその記憶も『過去の自分の不甲斐なさ』フォルダに自動で入れられて時折私を苦しめる。
悪循環だ。
多分、私は私と和解ができていないのだと思う。
嫌いなものを知ろうとするのは怖いから閉じ込めて、でもそれは自然ではないから管理システムが故障を訴えて、周りにぬめりのある液体が抑える間もなく降りかかる。
やめたいな。人に相談してみたい。それでこの変なくせをやめてみたい。
でも私はきっとそれを誰にも言えないし、言えたとしてもその記憶は綺麗には残らない。
一言つらいと言えてしまえばそれで終わりなんだけど。
意気地無しだ。
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