これを読んでいるあなたは、オリジナルの作品を「パクリ」と言われたことがあるかな?
自分はあるけど…(あの時はすごく腹が立った)
無いのならとても運が良いと言える。
周りの反応とか、SNSの反応とか見ていると思うんだよね。
いつからこの世界は、創作者さんがビクビクしないといけなくなったのかな…って。
「◯◯先生は××先生の絵柄をパクっている」とか「このシーンあの漫画のシーンじゃね、パクリじゃん」とかいう場面は昔からあったらしい。
でも、現代はそれがもっとエスカレートしている。
絵柄が似ているだけで猿真似扱いをし、たまたま構図が似ただけで裁判を起こす……
ついにはパクリとパクられを比較する分析屋(笑)までもが現れる。
あっちこっちで炎上騒ぎ。
悲しいね、本当。
これ、何も悪いことをしていない創作者さんが謝罪をすることがかなり多いんだよ。
何十年にもわたって、数多のイラストや漫画、音楽などが世に出されてきたんだから…似ているものがあったって不思議じゃないのにね。
どうして「あの人の影響を受けているのかもしれない」とか「これ、あの作品のオマージュだ」とか考えられないのかな?
ギリギリまで既存のものに似せるとか、既存のものを改変するとか…
悪意のあるパクリをする害悪との見極めが難しいんだろうな、きっと。
創作者さんは「創る人」。
みんなに作品を届けている人なんだよね。
受け取る人はお客さんで、漫画家さんやイラストレーターさんの作品を楽しむ人。
おごり高ぶる言い方になってしまうけど…お客さんが、作品に関してゴチャゴチャ言うべきではないと思うんだ。
もちろん、世間的にマズいものが描かれていたり、特定の民族や集団に対して悪意が込められたりしている時は批判するけど。
それでも、ほとんどの創作者さんは、何かの想いを込めて作品を生みだしている。
その想いや熱意を否定するべきではないというのが、自分の考え。
「パクられた!」と訴えるのはまともな創作者さんの権利であって、お客さんではない。
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お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
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