わたしは
幸せマウントをとるんじゃなくて、不幸マウントをとりたい人だ。
でもぼくには不幸で優位に立てるようなエピソードはない。
だからこういうところで皆の辛さや痛みを吸収して、ここにいる全ての人の苦しみだけをかき集めたような怪物を己の中に作っている。
わたし自身は、痛いのは嫌だし、自ら地獄に飛び込むようなことはしない。かわりに地獄に放り投げる人物を、己の頭の中、空想という形で創作しているのだ。
そのものになりきりすぎたら、呼吸ができなくなって死にそうだと思うくらいに、その人物はとっても凄惨な目に遭っていて。得意の空想を活かして、ぼくは、心を保っている。
「嫌だ。わたしじゃみんなに勝てない」という自分の心を。
なぜ勝ちたいのか。
許せないんだ。
誰かと比べて、同情されないことが。
虐待されて、いじめも受けて、何度も死のうとして死ねなくて……体も心も傷だらけで息も絶え絶えで。
とても言葉にできないくらいの凄惨な体験をしてる、わたしの中に作り上げた彼に、わたしはハッピーエンドを与えている。
その彼には、とっても大切に思ってくれる彼女がいるんだ。その彼女のおかげで、彼は助かり、最高にしあわせになるんだ。
それに比べて、わたしはどうだろう。
もうすでに幸せゆえに、助けてくれるヒーローは必要ないんだ。
どん底からハッピーエンドにつなぐ物語が要らないことがつまらなくて、つまらなくて……
だから不幸マウントとりたいんだと思う。
自分が思う魅力的な物語の登場人物になりたいのかもね。
でもこれは、ただの無いものねだりだろう。
彼からすれば、わたしがものすごく羨ましいんだ。妬ましいと思う。代わりたいと思う。
僕が酷い目に遭わなかったら、彼女に大切にされなかった?結ばれなかった?
たぶん違う。
僕が恵まれた人間でも、彼女に恋をし、彼女を愛し、同じようにしあわせになった。
そう思えば、絶対そっちのほうがよかった。
トラウマがひどくて、こわくて、苦しくなるたび彼女に心配をかけるような僕より絶対に……
しかたのないことだとわかってる。
衣食住揃ってて、三食きっちり食べた上、デザートも食べられるような環境で育ってるわたしと、
毎日食パン1枚しか食べられないような環境で育ってる誰かを比べたら、
憐れまれて、手を差し伸べられるのは後者の方だ。
いい。我慢するのは慣れてる。
自ら作り上げた苦しみにいつものように耐えるだけ。
死ぬまで苛まれるだろう。
幸せであるがゆえに、ぼくは自らを傷付け続ける。
そんな人生に終わりが来るとしたら、その時ぼくはようやく、望んだ凄惨な悲劇を、壮絶な苦痛を手に入れたということかもしれない。
地獄に堕ちた時に、ようやくぼくは自信をもって、なにも恥じることなく、紛う方なき「くるしい、たすけて」を言えるんだ。
本日も部屋で平穏無事な時間を過ごせていることに感謝いたします。
奇跡にありがとう。
どうか、遠慮せずに、私より先に貴方が救われますように
たくさんの人が、私よりもしあわせになりますように
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
のらねこ 元ぴなこ
心の中に描かれている彼に私すごい似てるなって思います
虐待、いじめを受けてるところとか、死にたいけど死ねないところとか
いじめはもう今は受けていませんが
クズ彼氏に振り回されて捨てられた後になって、小学生の時に担任の先生に殺されかけたのを思い出して今が一番しんどいんですけどね
いつか幸せになる日が来ると良いんですけどね、、
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