相手に言葉を尽くして尽くして、行動すら尽くしきってもわかってもらえないことがたくさんあった。まだ言葉が足らないのか、まだ行動が足らないのか。
そういう風に感じると、なんかのスイッチがブツン、と切れる。相手に対して一切の情を抱けなくなる。「あ、伝わらないなこれは」と思った瞬間に一気に感情が凪いでいく。そっからは相手はなんか言葉が喋れるじゃがいもみたいに見えてくる。
本当は「そこでもっと切り込めよ!」とか「文句のひとつでも言えよ!」なんて熱いパッションがわけばいいんだが、そこまでの精も根もとっくの昔に使い切って尽き果ててすっからかんなんだよ。私にはもうそこまでのエネルギーが残っていない。
そこから私は他人を諦めている。言葉も行動も伝わらないものだという前提で生きている。そう思って振り返ると、自分の言葉も行動も滑稽に思えてくるもんだな。結局は独り善がりなんだから。
いつかはわかってもらえる、わかってもらおうなんていうのは幻想だよ。自分の本音を誰かに話すことすら億劫になる。他人に期待をかけるから疲れてしまう。
なんて思っているから、きっと私には他人を理解できない。理解できるとも思えないんだろう。自分が相手を理解することを放棄してんだから、そりゃ相手も自分を理解することを放棄するもんさ。
だからもう、自分自身も諦める。他人に期待できない自分を、他人に対してかけるエネルギーがない自分を、こんな風にしか生きられない自分を、そういうもんだと思って諦める。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください