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何も伝わらない、所詮その程度。私の言葉は届かない。

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数週間に一度やってくるお風呂に入れない日。理由は大きく分けて2つ。1つは単純に何故か入る気力が失せてしまった時。もう1つは、母に何か言われてへそを曲げてしまった時。
多いのは後者。今日もそれだった。

何も深く考えず、お風呂に入るものだと思いながらゲームをしていると突然飛んでくる母の「お風呂入るんだよ!?」という声。
捻くれ者の私は、それだけでへそを曲げる。「何でそんな私がお風呂に入る気がないから言ってるみたいな言い方するの?」と毎度思う。
途端にお風呂に入る気が失せる。決めつけられた感じが嫌だったから。後になって冷静に考えてみれば、まるで幼児のようだと思う。

自分でもくだらない理由だと分かっている。それでもどこか許せない私はそこから動くのを止める。
そうすると次は「何で寝てるの!?お風呂入るよ!」と体を引っ張られる。私はただ転がって、荒ぶっている心を鎮めようとしただけなのに。

転がっていた私も悪いが、私は眠りにつこうとなどしていない。そして母の“寝ている”はそういう意味だと思っている。

またも決めつけられたと思った私はさらに腹を立てる。それは体を引っ張られたことでより増加した。

「今自分の部屋に行くと、お風呂に入れなくなりそうだからもう少しここで落ち着こう。」とリビングに留まることすら許されなかった。

心が落ち着くのはゲームを再開している間だけだった。つまるところ現実逃避だ。こういう時はそれでしか心が落ち着かない。寧ろ、それをしても機嫌は治らない。

自分で行かせたくせに、なかなか戻ってこない私を見に父が部屋へやってきてこう言った。「お風呂に入るか入らないか決めるのなんて簡単でしょ?」と。何を言っているのだろうと思った。

今日はお風呂に入ろうと思っている私と、それでもお風呂に入りたくないと言っている私がぶつかっているのに、その決断が簡単なわけがない。
父は、私の精神状態が1番酷い時に国内にいなかった。海外に単身赴任していた。だから、その時の私の姿を父は知らない。それでも片鱗を見せたことはあった。それを最近ようやく噛み砕いて理解したのだろう。

理解した“つもり”なのだろう。

この人も何も分かっていない、ただ上辺だけを見て理解した気になっているだけだ…と改めて思い知らされた。

私の悪いところは言葉を口にできないことだ。自分でも分かっている。父も、それだけは正しいことを言った。
気持ちが荒ぶると、頭の中が言葉で溢れかえりぐちゃぐちゃになる。1つでも口にしたら、全部ぶつけてしまいそうな気がして怖くて言えなくなる。

怖いのは、相手を傷つけること。そこまでの間に散々相手に傷つけられてきたというのに、私は相手を傷つけることを恐れて口を噤む。
それが余計にすれ違いを生むと分かっているのに、私の口からは空気しか漏れない。

だから伝わらないのだと分かっている。それでも、伝えたところで届かないというのも、分かっている。

今日も母が謝りに来た。「ごめんね、ちょっと今日頭が痛くて…それに電話でも話したと思うけど仕事が忙しくて、ちょっとイライラしてた。あたっちゃってごめん。」とそう言った。

今日は仕事が忙しかったのを知っていた。母が私と同じように頭痛が起こりやすいことも知っていた。だから少し悲しくはあったけど、あたられたことに関してはそこまで気にしていなかった。
私が謝って欲しかったのはそこじゃなかった。

以前私は母に言った。「決めつけたように言わないで欲しい。」「体を引っ張られるのは嫌だからやめて欲しい。」と。
それでもそこに関しての謝罪は無かった。伝えたその時は「分かった、ごめんね。」と言ってくれたのに、何度もやってくる。忘れているのだと思った。所詮、母の中ではその程度なのだと思った。

「言ってくれなきゃ分からない。」と何度も言われてきた。私の悪い癖が出ているのだから当たり前だ。でも、振り返ってみればどうだ。私の言ったことなんて、覚えていないじゃないか。
「言ってくれ」と言うくせにそれを忘れ、私を失望させたのはそっちじゃないか。

私は学んだ。「どうせ言ったところでこの人たちには届かない。言う意味なんて無い。期待して裏切られて、余計に自分が傷つくだけだ。」と。
それで口を閉ざす…そんな私が全て悪いのだろうか。私が気持ちを伝えない理由は、間違っているのだろうか。

前に流した小瓶で「手紙の内容には関係ないけど言わせてね。文章がとても読みやすかった。伝えたいことを伝えられず、いつの間にか言葉の紡ぎ方を覚えたような…そんな文章だった。」と返事をもらったことがあった。
嬉しかった。私の言葉が誰かに届いたのだと。私の苦しみまで理解してくれたのだと。

でも現実はそう甘くない。現に私の両親には、これからさきも伝えたところで届かない。
いくら悪と言われようが私は口を閉ざす。

これ以上、自分が傷つかないために。

無駄な希望を抱かないように。

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