浅はかな自分が大嫌い
成長できない自分が嫌い
くだらないことで追い込まれている自分が憎い
消えていく記憶たちが恨めしい
まるで今までの自分では生きてちゃいけないような社会が嫌いだ。変わらなければ要らないと言われる未来がうざったい。変われない自分は大嫌い。
友達はずっと遠くに進んでいく。また取り残されるのか、寂しくてたまらない。一緒に遊んでくれるのに、面倒見られてる気がして辛くなる。それでも会いたいよ。
母の思い描く私と、私自身が違いすぎる。
大学院なんていけないよ。就職も、なにしたらいいんだろう。動けばいい、変わればいい、興味なくても、その気がなくても愛想笑いして必死になって真面目なフリして。
なんでできないんだろう。
就職できなかったら?院に行かない選択をする私は、どうなってしまうんだろう。
もう罵られたら耐えられる気がしない。
忘れたくない。楽しかったこと全て、私が考えた全て。
過去が積み重なって今の自分になるなら私は空っぽになってしまう。
楽しかったことがいっぱいあったし、人に話せるまで考えた人生論だってあった筈。こんな感覚ばっかりで生きてきたわけじゃない。
自分が織りなす言葉全てが浅はかに聞こえて吐きそうだ。自分の存在がなくなっていく感覚が気持ち悪い。
自由になりたい。私のいる理由なんていらない自由が欲しい。変わらなくても変わらず笑える自由が欲しい。
心軽やかに、息ができる自由が欲しい。
きっと私は贅沢なだけなんだと議論が完結した。
こんなことが正解なはずがないのに、続けようとできない。家族があり、必要以上の衣食住がある。大学に行けて下宿もできてる。友達もいて。なのに、このほかなぜ何かを望むのかなにを望んでいるのか。
贅沢だろう。なにもしないで望むことは贅沢だ。
だから私は贅沢を言っている叶わなくて当然で。
怯えている私はただの臆病な我が儘なんだ。