私の母親はよく家で愚痴を溢します。今までは仕事関係の愚痴が多く、母親の同僚に対する不平不満や悲哀のお気持ちを聞いていました。私は母親のことが大好きなので、役に立ちたいし、迷惑をかけたくないし、私に愚痴を吐くことですっきりできるならと受け入れていました。母親の見ず知らずの同僚になんて興味はありませんでしたし、特に何も思わず愚痴を聞くことができていました。
母親の愚痴がストレスになり始めたのは、中学3年生である弟の高校受験が佳境に差し掛かり始めた頃からでした。母親の愚痴の内容が仕事から弟のことへと変わっていったのです。私の弟は早生まれなこともあってか、正直言うと、他の同い年の子達と比べるとまだまだ幼稚でした。物を大事に扱わない、すぐに失くす。脱いだ服はそこら辺にひっくり返って脱ぎっぱなし。貸した物は返ってこず、言わないと返してくれない、壊れて返ってきたこともありました。などなど数え切れないほどです。そんな弟が真っ当に受験勉強などできるわけもなく、両親の必死のサポートも甲斐なく、この前は高校の推薦に呆気なく落ちました。それにも関わらず、もう高校に合格している同級生と遊びに行くなど、ああ、もうコイツは本当に落ちるんだなと思いました。
そんな息子に対して溜まりに溜まった母親の不平不満は私と父親に向けられました。父親がいるときはまだ良いのです、いや、私の前でも両親揃って弟に対する将来への不安を語るので正直勘弁して欲しいのですが、問題は吐き出す相手が私しかいない時です。本当に胸が詰まる心地がするのです。肺に綿を無理矢理詰め込まれるような息苦しさです。あんな弟でも、私は大好きなのです。そんな大好きな弟に対する、大好きな母親の口から次々と出てくる負の言葉。母親のことは好きです。私に吐き出して彼女が楽になるのなら、もうそれでいいじゃないかとも思うのです。でも苦しいです。悲しいです。でも、きっと私は明日も、何食わぬ顔で母親の話を聞いているのでしょう。早く、全部全部、母親を悩ますもの全てが消え去りますように。
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