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父の日に『星の王子さま』を読んでいます。先日、『星の王子さまの気づき』(周 保松 三和書籍)という本が出版されると知り、即注文。これがきっかけとなり

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先日、『星の王子さまの気づき』(周 保松 三和書籍)という本が出版されると知り、即注文。
これがきっかけとなり、久方ぶりに書棚から『星の王子さま』を取り出し、合わせて読み始めています。
『星の王子さま』を買ったのは、随分昔のことですが、妖怪を取り上げたテレビ番組を観ていて、

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」

という言葉に引かれてでした。
『ゲゲゲの鬼太郎』を観て育った私は、大人になっても妖怪大好きで、旅の途中、不思議な体験をすると、「やっぱり、いるんだよ」とニヤニヤしてしまうほど。
正直、本の内容は時が経つにつれ、どんどん忘れてしまいましたが、キツネのこの言葉だけは残り続けました。

五十路を越えても未だ心落ち着かず、悩み、迷い、時には塞ぎ込む体たらく…。
故郷を出て以来、幾度となく口から漏れる、

「自分はこの先どうなるんだろうか…」

を繰り返す日々。
負の心は負しか引き寄せず、隠隠滅滅となりはしましたが、そんな状態の中でも、生前父から繰り返し言われていた、

「広く、浅く読め」

という教えのおかげで、狭い範囲ではありましたが、自然とアンテナを張り続けていました。


読書家だった父が、漫画しか読まない私をガラリと変えたのは、12歳の冬のこと。
石坂浩二さん演じる金田一耕助が大好きで、その日は『獄門島』がテレビ放映されました。
『犬神家の一族』『悪魔の手鞠唄』『女王蜂』『病院坂の首縊りの家』と、市川崑監督独特のおどろおどろしい映像美に、びびりながらも夢中でした。
見終えた私に父が、
「おまえは、そんなに金田一が好きか?」
と訊いてきたので、大きく頷くと、
「じゃ、書棚を探してみろ。金田一の本があるぞ」
早速、父の書棚へ行くと、ズラリと並ぶ本の背表紙を端から探し始め……
「あった!」
再び居間へ戻って読み出したのですが、12歳には解らない漢字だらけなうえ、興味の矛先は金田一と事件だけなので、飛ばしまくりでした。
それでも、これがきっかけとなり、他のシリーズへ。やがて読みやすい推理小説へと拡がりだしたのです。
そんな私に父が言った言葉が、

「読むのなら、広く、浅く読め。深く読むのも悪くはないが、その方がいい」

推理小説から始まり、エッセイ、児童文学、詩、絵本、勿論漫画もとジャンルを問わず、自分が気になった本は、片っ端から手に取るようになったのです。
…とはいえ、堅い内容は睡眠導入剤でしかありませんでした……。

捨てられない性格だったので、一つ、また一つと本棚が増えていき、物凄い蔵書の数となった棚を見て父は、

「これは、おまえの財産だぞ」

と言ってくれたのです。
繰り返す引っ越しで、その大半を手放す結果となりましたが、“座右の書”でもある本だけは手元に。
父の教えである、「広く浅く読め」ということは……

世界を拡く見渡せることであり、視野を拡げれば、一石のきっかけが波紋を起こし、自分のための力を持つことが出来るということ。

これが私の原点であり、このおかげで今日を生きている気がします。





親父…
今日は父の日だよ。

しっかり親父の血を受け継いでいるから、面と向かえば意見の対立から、喧嘩ばっかりしてたけど……
あの日の親父の後ろ姿は、今もはっきり覚えてる。

初めて二人で呑んだ日のこと覚えてるかなぁ…

正にその時の様な光景のウヰスキーのCMがあってね…

昨日、親父が好きだったダルマを買ってきたよ

あの時、染々と

「うまいなぁ……」

と言ってくれたのは、同じことだったのかもなぁ…

こんな不肖のどら息子になってしまって、言いたいことは山ほどあるだろうけど…、そっちへ言ったら聞くから。
もう一度だけやりたいことがあるのだけど、すっかり愚図になってしまって…
それでも親父の、

「失敗したっていい、やってみりゃいいじゃねぇか」

って言葉など後押ししてくれるものが、様々な形で来てくれるから…

もう少し頑張ってみるよ。
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ななしさん
広く浅く、ですか。

僕は狭く深く読みます。
でも違う視野も入れてみると良いかもですね。

星の王子さま、本棚にあった気がします。
また読み返してみます。
ななしさん
広く浅くかぁ。私は深く深く読む方。
まあ、人それぞれだからね。
失敗を恐れないで挑戦するのは、素敵だと思う。人生は、一度きりだからね。私も見習いたいけど、失敗した時のリスクに考えると、守るべきものが多過ぎて私には無理かなぁ。
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