高三女子、部屋に手を加えられるのが嫌いです。
散乱している部屋でも、床に置かれたものでも、それぞれに何か思惑があって置いて放置しているかそのままにしているかしているんです。
ふと思い立った時に片付けるんです。
それを、床に置かれたものをすべてまとめて積み上げる──。そんなことを親がします。教科とか関係ないのです。そんなもの知らないのです。ただ、綺麗になったでしょ、すっきりして見えるでしょ、と言うのです。また、机や椅子の上にも(以前勉強したままで置いてあるのでそのまま勉強できます)適当に床のものを置きます。
私は、積み上げられたものを見るたびとりあえず崩します。足でならすか手で払うかします。机や椅子の上のものは床におろします。そして破壊衝動が襲い、それは涙に変わり、鼻が詰まって息が出来なくなります。声が出ないように大声で泣きます。口パクで大泣きします。泣き声が溢れてくる時は、130cmほどのテディベアに受け止めてもらいます。涙を彼は一心に受け止めてくれます。……今、そろそろ天日干しした方がいいかなとか思いました()
同じ人がいないかと検索すると、学生の身分で何言ってるんだ、それが分相応だ、養ってもらってるのだぞ、みたいなコメントが見えました。
ありがたく養ってもらってそれが分相応なら、家出して野垂れ死にたいと思いました。
そもそも私は生きたくなどないのです。
成功も、人並み以上のお金も望んでいないのです。
私は、私の知ってるものが知らないものになることが嫌いです。
同じ理由で、中学の友達(親友)だった子や前の高校の友達だった子(通信制に転校した)と縁を切りました。3ヶ月ほどでしょうか、誰とも連絡を取らなかったし会わなかったんです。「男子3日会わざれば……」と言いますし、3ヶ月もあればみなどこかしら変わっているものです。それはもう、私の友達だった彼・彼女とは別人だとしか思えないのです。
だから、私の知っている部屋が私の知らないものに様相を変えると厭になります。
お互いそれなりに会う頻度が少なければいいのです。「変わる」ということが変わらないしそんなに会わない人に興味もないのでいいのです。
愛着があるものは別なのです。
向こうも愛着を持ってくれているようで、私を私として扱ってきます。
私たちは以前は毎日会っていたので変わらないのが普通なのです(日々の微妙な変化には気づきませんから)。だから、毎日会わなくなると他人なのです。初めましてをしたいのです。だから、もし次に偶然で会おうものなら初めましてをするために、縁を切ったのです。
部屋も愛着があります。それぞれに理由や意味があります。
そうですよね。
自分の部屋ぐらい、自分の好きな配置にしたいですよね。
小瓶を読んでいて、ひとつ、アイデアが浮かびました。
上手くいくかは分かりませんが。
おそらく、お母様が床のモノを積み上げてしまうのは、整理してスッキリという意味合いもあるのでしょうが、掃除機をかけるのに邪魔だから上に上げるという理由もあると思います。
床って、汚れてないように見えて、1日で結構ほこりがたまるものです。
なので、ちょっと面倒かもしれませんが、お母様が掃除なさる頻度と同じぐらい、自分で部屋の掃除機をかけるから、意味のある配置の散らばりは認めてくれとお願いしてみたら、分かってくれるかもしれませんよ。
配置はそのままにして、掃除機をかけるときだけその場所のモノを持ち上げてかければ、部屋が「変わる」ことを避けられますしね。
どうでしょう?あまり良いアイデアじゃなかったらごめんなさい。
自分のこだわりって、人に荒らされたくないですよね。
あなたの愛着と意味のこもったお部屋を、守れますように。