間違えてグループラインに共有された動画。
それは、私以外の仲間が集っている動画。
慌てたように「間違えました!」とラインが入ったけど、
なんだかなぁ。
ってことは、私が除かれたラインのグループが存在してるってことだよね。
もうバレバレじゃん。
やっぱり知らないところで集まってたんだよね。
なんかそんな気はしてた。
あれだけ頻繁だったグループラインがピタリと途絶えて、
なんとなく私を除いた他のグループがあるんじゃないかという気はしてたから。
私には全くお知らせが入らなかった。
中には、親しくしていた人もいた。
送ったものの返礼に添えられた手紙に
「みんなに会えなくて寂しい。また会おうね」ってあったけど、
あなたはしっかり「みんな」と「会って」たんじない。
嘘つき。
私への「また会おうね」なんて単なる社交辞令に過ぎなかったわけね。
(あ・・・そういえば昔、なんかこんなことあったな・・・なんだっけ・・・。
そうそう。高校の時、となりの席の派手なグループの女子が、
テストを返された時、やたらと私に「何点だった?」と聞いてきて。
うまくごまかせない私は、採点された答案用紙を見せた。
88点。なぜか覚えてる。
彼女は「すごーい!」と感嘆してみせたけど、
その直後、先生から「このクラスに一人だけ100点がいます」と名を挙げられたのは、
なんと、その彼女だった、という顛末。
何が「すごーい!」だ。最低なヤツ!
どの口でそんなこと言えたもんだか。
「会いたい」の彼女も大嘘つき。
なんか馬鹿馬鹿しくなってきた。
これまで、色々と大変だった中で、
そうと悟られないよう自己負担したりして仲間に貢献してきた・・つもり。
大切な仲間、大切な友達だと思っていたから。
それがみんなとんでもない嘘つき。
でも、意外とショックじゃないのは、
どこかでそういう人たちだって気づいてたからかもしれない。
なにせ、集まればそこにいない人の悪口に興じてたから。
いつもいつもそこにいない人の悪口。
コロナは人と人とを隔てる、という以前に、
嘘をついてるごまかしの付き合いを浮き彫りにしたってとこかしら。
はぁ。もうまとまに付き合うのは難しくなってきた。