なんてタイミングの悪いことか。
卒業式前日に高熱を出し、1週間ダウンした。
元々式に出る予定はなかったが、卒業証書まで受け取れないとは。運がなかったとしか言いようがない。
3月23日。
みんなより2週間近く遅れて、俺は今日中学を卒業した。
校舎に思い出などないが、3年間お世話になった養護教諭の方とスクールカウンセラーさんに感謝を伝えて。
担任と最後の会話を交わして。
家へ戻っている最中。
色々あった、何度死にたいと叫び、生きながらえてきたのだろう。
頑張ったとは言えない。自分は何もしていないから。
ただ、よく耐えてきたと、それだけは言える。
自分へ送るメッセージ。
最後の授業で、最後の発表。
作った作文、20歳の自分へ。
二十歳まで生きることが目標云々かんぬん。
別に二十歳まで生きるつもりはない。
が、二十歳まで生きたら、あの子とタバコを吸えるのだと思うと、それまで生きてみても良い気がしてしまうのだ。
中学の思い出はない。ろくに人とも関わってこなかった。
卒業アルバムに俺の写真はない。俺の名前もない。アルバムなんてもらっていないから見返すものもない。
そこに俺はいないけれど、誰も俺を思い出すことはないけれど。
ただ、生きた。卒業した。
その事実だけは確かにあった。
迷惑をかけた。沢山の人に迷惑をかけた。
その迷惑の上に今、俺は生きている。
きっとこの先も迷惑をかけ続ける。死んだ方がいいと思うほど、今まで以上に死にたいと思うほど。
今だって死にたい。逃げれるものなら逃げたいし消えたい。そして死にたい。
だが、今は一旦何も考えず、15まで生きた自分へ、義務教育を卒業した自分へ。
賞賛でも、説教でも、感謝でもなく。
おめでとうと言ってやりたいのだ。
生きた、生きた。死にたいと思った。
明日生きていたら、今日死んでいないということだ。
卒業おめでとう。
その言葉だけを抱えて。
よく頑張ったね。
その言葉は、校舎に置いてきた。
二十歳まで生きていたら取りに帰るよ。
その想いは、いつかの自分を救うもの。
無駄なものなんて無いと信じたいから。
一言。
おめでとう、mzk。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください