先生…
あの日からもう一ヶ月が経ちましたね
あなたがいなくなった私の毎日はあなた色に染まっていました
私は気付いたんです
あなたがいなくなって初めてあなたが好きだということに
私にとってあなたの存在がどれだけ大きかったかを
もっとあなたといたかった
あなたに数学を教えてもらいたかった
これからもあなたと私だけの補習をしてほしかった
あなたについてもまだまだ知らないことばかり
歳も誕生日も知らない
私は子供で生徒
先生は大人で社会人
時間の境に壁ができているみたい
先生も大人だし彼女くらいいるよね
結婚ぐらいするよね
嫌だよ
そんなの
どうか私が大人になるまで待って
すぐにあなたに会いに行くから
お願い