昔、彼女はある男に身体を奪われた。それは自分と付き合う前だった。
其奴の悪夢に魘される彼女をみると
守れなかった自分に不甲斐なさを感じたし、
癒すこともできない歯がゆさに怒りがこみ上げる。
もしタイムマシンがあったなら
彼女を守りに刃物をもって、其奴を脅して奪ってやりたい。
平穏な日常を願って、日々を作り上げて
一緒に居ることで癒して。時間をかけて修復してるのに。
また不意に其奴の影が襲ってくる。
積み上げた日々を壊すように。
そして不穏な空気に見て見ぬ振りをして感じながら生きる。
其奴はいつも通り、また他の女性を食い物にしているんだと
彼女から聞いた。
勇敢な彼女は被害届を作成することを決めた。
「付いて行こうか?」と聞くと
バックアップしてくれるサポートの人がいるそうだ。
遣る瀬無い。同じ男の自分に何ができるだろう?
サポートも出来ず、何がパートナーなんだろう。
傷ついた彼女にどう言葉をかけたらいいのか‥何一つ浮かんでこない。
最近あったこと?楽しい思い出の話?普段通りに?
彼女の前ではせめて笑っていたいから、ここに吐き出したい。
過去に彼女の体を奪った奴、もう自分たちを脅かさないでくれ。
8年以上、その影に苦しんでいる大切な人がいる。
どうかもう消えてくれないか。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
冬さま
小瓶主です。あれからお時間が経ちましたが
感謝をしたく此方に書き込みます。
冬さまから頂きましたお返事に助けられて、自分の気持ちが何処からか制御できないほどの淀みで一杯だったと気がつくことができました。本当にありがとうございます。
彼女はその後SNSを通じて
同じ被害者の方々と手を取り、裁判のようなものに挑戦いたしました。
これに関する物事に自分はどこまで関わるべきかずっと悩み、SNSからの心ない批判など闇の部分に触れる彼女も自分も世間の理不尽さに触れて認知が少し歪んだ時期もありました。
彼氏として自分の気持ちで一番辛かったのは
彼女と其奴の事件に
当事者ではない自分はどう足掻いても真相直接を知る事が出来ない点にあったと思いました。証拠もなく彼女の言葉を信じる…これしか無力でもできないのです。
その際に、この小瓶を書き流しました。
誰かに、この理不尽な気持ちを理解して欲しくて。
そして、この小瓶とお返事で自分の気持ちに整理をつけた自分はこの一連について
彼女を遠くから見守ること、
「愛を育むイベント」として捉える事に徹底する事にしました。
簡単な発想ですが
この事件と踏ん切りをつけるため
乗り越える日として設定した日に
ホールケーキを買い、二人で思う存分楽しんで味わいお祝いしました。
結果から言いますと
今、自分は影から少しずつ解放されて
ナチュラルにパートナーに向き合うことが出来るようになりました。日常が穏やかになった気がします。
最初は裁判の結果を気にしてばかりいましたがそんなことなどより、
「これは彼女と一緒に自分もその影を乗り越えるイベントだ。その機会がある」という意識とその日が自分を癒し、絆を強くしてくれたと思います。
重ね重ね、このような気付くきっかけ
と暖かいメッセージを頂けたこと…感謝しても、し尽くし足りません。
SNSは冷たい場所だと思い込んでいた自分に
向き合う勇気を頂けたこと忘れません。
これからも影がチラつくことはあると思います。しかしついたとしても
この不思議な暖かい絆を大事に過ごそうと思います。
冬さまもどうか
このご時世、何事も無くご無事で。
冬さまの幸せをこの場で出過ぎた真似かもしれませんが私も祈っております。
素敵なご縁を本当にありがとうございました。
冬
8年もの長い間寄り添ってこられた主さん、本当に勇気があり心広い方なんだと思いました。簡単に出来ることではないですよね。
だからこそ僅かずつその疲れ、苦しみが澱の
様に溜まってしまっているのでしょうか。
普段通りに過ごす、というのが1番苦しいのかもしれません。何かする、出来るとわかれば人はそれをするし、そのことで支えている実感もあるかもしれません。今の主さんはその実感を感じたいと思っておられるのかなと思ったりもしました。
でもずっとずっと、支えてこられたからこそ、今、8年経って被害届を出そうとお相手は思われたのだと思います。ひとえに、主さんに守られてサポートされたからこそ。
こう書いてしまうと本当に失礼かもしれないのですが、影に苦しんでいるのは主さんご自身ではないでしょうか。もちろんここに書かれてない苦しみを吐露しているお相手が1番そう感じておられるかもしれませんが。
それでも一つの区切りをつけようとなさっているお相手を支えていたのは紛れもなく主さんですし、これからもそうだと思います。本当に大変なご努力をされてこられた思います。
そして目に見える行動がなくても、振り返ったらそこにあなたがいる、そのことがどんなにお相手に安心と信頼をもたらしているか。
どうぞ、このお苦しみが、明日へのお二人の希望と愛を強められますことを、心から願います。仲良く生きてください。それを幸せと名付けていいのではないでしょうか。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください