名前のない小瓶
70540通目の宛名のないメール
小瓶主
敏感すぎてつらい。色々な思いやとらわれを少しずつ手放して手放して、やっと楽になれたのに。小さな失敗で自信喪失。人は「それくらいで?」
・・・小瓶の中の手紙を読む
小瓶主さんからのお返事
お返事をくださった方々、この気持ちを共有してくださってありがとうございます。
私もHSPです。そうであるとわかった時、自分の生きづらさの正体がわかって少しほっとしました。
自分のことを得体のしれない生き物のように幼い頃から感じていたので。
「分からなくて済んでいる人生を過ごしている人間には分からない」
本当にそう思います。
誰よりも身近な両親が、「複雑で扱いづらい子」「わけのわからない屁理屈ばかりこねる子」というレッテルを貼るだけで、理解する努力もせず、「わかってほしい」と訴えれば訴えるほど「何を屁理屈ばかりこねてるんだ」と怒り出し殴る、物を投げつけるという、まさに「わからないで済んでいる人は分からない」そのものです。
自分たちが「分からない」ことは全て、私が「ひねくれている」「悪い」ということにされてきました。うつ病になったことさえ「自分が悪いんでしょ!」と、病気のことを少しでも知ろうとすらしませんでした。
「分からない」人たちは、「分からない」と怒るか蔑むか奇異な目で見て無視するか、のどれかなのだと幼い頃に学びました。
だから人間が大好きなのに人間がこわいのです。