小瓶主さんからのお返事
ヒロインは母や祖母譲りの高い霊力を有し、それゆえに彗星の落下を起点として時渡りないし入れ替わりが発生した、と結論付けられます。
勿論、その高い霊力は彼女が普段身に付けている物や、口に含んだ物にも僅かながらでも含まれ、それゆえに主人公も又、あの酒を飲んだ事で一時的に霊力を保持する事に至った、と言えると思います。
もし、あの局面であの酒を飲まなければ、主人公とヒロインは対面する事が叶わなかった事でしょう。例え、あの地が時の概念すらも曖昧な竜脈の存在するような場所だったとしても…。
そういった理由を以て、「君の名は。」という作品はヒロインを力の源とした入れ替わりないし時渡りが主軸の物語だと、僕は読み解いた訳です。