私は悲しくても泣けません。
泣けない私としては
悲しいことを乗り越えようとする必要はないと思います。
悲しみを受け入れられるくらいに心が広がっていくのを待って
それまでは泣いていても良いんだと思います。
泣けないからそう思うだけで、泣くのも大変なんだろうとは思うのですが
だからって、今から悲しみに備えて泣いても意味はないとも思います。
だから、そんな無意味な悲しみに
せめて感謝を捧げたいと思いました。
世の中には涙の総量が決まっていて
私の分まであなたに涙が行ってしまったのかもしれませんね。
もちろんそんなのは想像で、空想で、妄想なのですが、
私のように鈍感なだけの人間の分まで貴方が泣いてくれているのだと仮定して、お礼を言わせてください。
ありがとうございます。
・・・小瓶の中の手紙を読む