のろけ…には満たない、最近あったちょっといいことを聞いてくれますか?
私は高校2年生(女)です。彼氏は今までできたことがありません。好きな男子がいても、告白することはなく、そのうち別の人を好きになるの繰り返し、という感じでした。もしかして「真剣に恋する」ではなく、「ちょっと推してる」くらいの感覚だったかもしれません。
私の過去の話はこれくらいにして、最近あったことについて話しますね。
その日、私は部活動の一貫として、図書館で子供たちに読み聞かせボランティアをしていました。午前中でその活動が終わり、その後お昼ご飯を館内の飲食スペースで食べようとしました。しかし、席が空いてなかったので、そのまま少し待ちました。しばらくして、同じ学校の同級生の男子もご飯を食べにきました。仮にその男子の名前をBさんとします。Bさんと私は「友達の友達」くらいの関係で、あまり学校でも個人的に話したことがありませんでした。
私たち2人が席を待っていると、ちょうど2席空きました。私たちはそこに座りました。Bさんは私にいろいろ話しかけてくれました。思いの外会話が弾んだことを覚えています。Bさんは「連絡先聞いていい?」と言ってくれました。私は男子から連絡先を聞かれたのは初めてだったのでとても驚きました。「私はガラケーなので、メールアドレスもらえたら連絡します」と言ったら、Bさんは一瞬ポカンとした顔になって、すぐに「ガラケーなんだ!!ちょっと待って、アドレス探してみる!!」と言い、自分のアドレスを見せてくれました。その後、ガラケーについていろいろ話が盛り上がりました。
そろそろ昼休憩も終わりにしないと、と思い、2人で図書館の自習室に行こうした時、「まだこの人と話したいなぁ…」と思ってしまいました。それで、「今日何時までいるの?」と聞いたら、「閉館までいるけど」と返ってきました。「じゃあ、駅まで…」と、たどたどしくなりながら一緒に帰ってもいいか、というむねを伝えましたら、Bさんは「うん、5時に」と言ってくれました。
テストが近いので5時まで勉強し、そのうち閉館の音楽がなり始め「そろそろ片付けよ」と思った時、Bさんが隣にきました。まだ片付けが終わっていない私は急いで筆記用具や教科書をカバンに詰めました。
外に出るともうすでに日は落ち、薄暗くなってなっていました。私は徒歩、Bさんは自転車だったので、Bさんは「ちょっと待ってて」と言って駐車場に自転車を取りに行きました。その時の私の脳内は嬉しさと戸惑いでいっぱいでした。なんせ、私とこういうリア充なイベントは無縁だと思っていたので。
駅に着くまでの間、歩きながらまたいろいろ話をしました。Bさんは「学校でも話したいな」とか、「一緒に遊びに行きたいな」とか、たくさん言ってくれて、私は「そうだねー」と相づちを打ちながらも内心はめちゃくちゃ喜んでいました。
家についてから「今日は楽しかったです」とメールを送ったら、「僕もです。差し支えなければ遊びに誘いたいです」ときて、少しニヤニヤしてしまいました。
こんな気持ちは久しぶりです。恋…なのでしょうか。
長々と書いてしまいました。読んでくれてありがとうございました。