小瓶を読んでいると、死にたいと願う人が何と多いことかと暗澹たる思いになります。
それだけ生き辛い世の中なんでしょう。
私も生きるために毎日必死です。
必死過ぎて死ぬことを考える暇がないのかもしれません。
死ぬ勇気って奴があれば、できることはいくらでもあると思いますが、そこに想いを馳せることができないくらい追い詰められてしまったら…自死を選ぶのでしょうか。
それとももっと安直な考えで自死を選ぶのでしょうか。
何故自死を選んだのか、その理由はわかりません。
遺書の一つもありません。
わからないまま、娘が亡くなって8年経過しました。
亡くなる2日前まで普通にメールのやり取りもしていたのに。
亡くなる理由を探すのは辞めました。
それを知っても娘が生き返るわけではないし、その理由に私が一生縛られるのは嫌だったから。
だから私は精一杯生きて、あの世で娘と再会した時に生きてきたことを胸張ってやります。
理由はその時にゆっくり聞くことにします。