考え方次第じゃないかな。
「離れていったってことは、私といてもきっとつまらなかったんだな。でもストレートに『つまらないから、アンタもう要らない』て言ったら私が傷つくから、またねって言ってくれたんだな」て考える方がいいと思う。
気を使っていたのはあなただけじゃない。綺麗事だろうが社交辞令だろうが、ひどい言葉を遠慮なくぶつけてこない程度には、相手もあなたに気を使ってくれたってことよ。
ただの「嘘つき」じゃないと思うし、あなたがそこまで軽んじられていたわけでもないと思うけどな。
ショートケーキが好きな人は、チーズケーキやミルフィーユよりもショートケーキを選ぶでしょ?チーズケーキが嫌いなわけじゃないけど、ショートケーキの方が好き。
人間関係も同じだよ。
誰にだって、一緒にいて楽しい人と、そこまでじゃない人がいる。どうしても大好きまでにはならない人がいてもおかしくないし、それは別に悪くない。
あなたがその人にとってショートケーキじゃなかったんだとしても、あなたも相手も悪くない。そこで大好きになってもらえないからって、無理やりチーズケーキやミルフィーユを口に押し込むみたいにあなたを押し付けても、あなたも相手も楽しくない。
たまたま、合わなかっただけ。
その上で、合わなかったあなたに、当たり障りない言葉で極力傷つけずにいてくれた相手の行為を、「優しさ」として受けとることは、出来るんじゃないかな。
相手の行為にマイナスよりプラスを見つけるようにした方が、大らかなオーラが出て、人が集まってくるよ。