僕は、手、というか頭が休まると、失敗や後悔が走馬灯のように頭を駆け巡る。
そのときそのときはあちゃーと思わないんだけど、過去と未来のイメージが幾つも同時に重なって自分を押し潰そうとしてくる。
僕はゲイで、しかも会食恐怖症ってやつで、学生時代は給食も食べられず家に帰っても家族と食事ができず、食べたくないなら食べなくていいよなんて反抗期の一環だと思われて大変だった。
僕みたいに小数の悩みは、大変だねって理解されやすい。逃げる言い訳に出来るんだよね。自分のことがわからず苦しんでたときは間違いなく地獄だったけど今はなんてことない。言い訳の道具にすらなるからね。
でもあなたのように万人が抱える悩みは、それを吐き出すと弱いとか皆頑張ってるのにとか言われる。そのなかでもつらさの程度があるのにね。