私は、穀潰(ごくつぶ)しという言葉で言い表す
ことができると思う。無能な役立たずだ。
今日もご飯を食べてしまった。
お腹いっぱいになった。
でも、心の中は満たされない。
穴が空いていて、空虚だ。
穴の先には、どす黒く得体のしれない
何かがざわざわと音を立てている。
ご飯は温かい。でも私の心は
冷たい。何か永久凍土という言葉が
似合う気がする。
冷たいハートだ。金属のように冷たく
動きがなく覇気もない。作り笑いはできる。
でも、それしかできない私は屑だ。
最後にデザートも食べた。アイスを食べた。
ダメな私にアイスを食べる価値は無いよ。
そう思いながら一口、口に含んでみる。
美味しいはずなのに、甘いはずなのに、
ただの冷たい粘土(泥)のように感じた。
何だよこれ、不味いな。
思わず、口から出してしまった。
食べなきゃ良かった。
胸がモヤモヤした私はアイスを
テーブルからさげ、勉強に戻った。
しばらくして勉強に疲れた私は、
ベランダに出た。
風がヒューヒューと音を立てていた。
しばらく耳をすませていると、
まるで自分が声を殺して
泣いているかのような声に聞こえた。
街の明かりがキラキラしている。
キラキラしている明かりに比べて、
私は・・・何を・・・生きるだけ・・・
周囲に・・・迷惑・・・なのかな・・・?
街の明かりが、丸くぼやけて滲(にじ)む。
外は寒いのだが、なんだか頬が
冷たいなと感じ、頬に触れる。
涙が流れていた。
理由はわからない。涙がしばらく
止まらなかった。
疲れているな、私。
今日は、早く寝よう。
クズな私に寝る
「価値」は
あるのだろうか?
価値はあります。
他の人と違って表現力、想像力があります。
間違いないです。
普通は、あなたのような文章を書こうとしたら読めたもんじゃないです。
私の夢にはそういった想像力を持った人が必要です。
私たちにとって価値がなくて迷惑な人間はあなたみたいな人を死にたいと思わせるようになるまで追い詰める人間です。
学校や社会に馴染めないなら、社会を変えて、自分の世界を作って生きていきましょう。
人生なんてRPGやゲームみたいなもんです。
穀潰しで無能な役立たずだと思ってるんなら、そこからレベルアップしていけばいい。
レベル低い方が成長もはやいです。
困難や、苦しい出来事がまさに倒す的でありレベルをあげるチャンスです。
他人からやめとけ、お前ではむりだとか言われるような、
絶対に乗り越えることができないと感じてる困難がボスです。
そんなとんでもないものに挑むことが、冒険です。
たいていの人は冒険はしません。安全に勝てる敵を倒して安定をとります。
それで人生が楽しいか?
ボスを倒したらどんな景色が見えるか知りたくないのか?
そんなことを思えるのが冒険者です。
私には夢があります。
安定しか選べない人、
果敢に挑める人、
病気で動けない人、
働く気力がない人、
人生が楽しくて仕方ない人、
想像力が豊かな人
いろんな人が混じって冒険できる世界をつくること。
小説や、マンガ、おとぎ話のような世界で思う存分冒険できる仮想世界を作りたいです。
だから、とりあえずこの世界で冒険をして、あらゆるボスを倒していきます。
そのためには1人ではなく、仲間が不可欠です。
だから、私にとってあなたは価値があります。
必ず生き残ってくださいね。