自分はコミュニケーション能力、思考力、記憶力のいずれも低レベル。
基本能力が欠けている、かといって特筆すべき特殊な力もない。はっきりいって無価値。
今に始まったことではない。思い返せば小さい頃から不器用で、対人関係が苦手な傾向にあった。学業は人並みには出来たが、年を経る毎に同じ知識量を身に付けるためには周りより倍の時間をかけなければならないことに気がついた。
また、自分は幼少期から忍耐力が欠けていた。クラブ活動の練習がしんどい時は、怪我をしたと嘘をついて休んだ。楽な方へ逃げる癖が体に染み付いてしまっているみたいだ。
大学生活では何にも打ち込まず、ひたすら人間関係を避けた。サークル、ゼミに所属しない、バイトもしない。ただただ家で時間を浪費した。就職活動ではのらりくらりと面接をかわし、内定を得た。
ただ、このままではいけないと反省し、卒業までバイトをはじめた。同い年のアルバイト仲間は、自分より遥かに大人で、立派な人間に映った。劣等感、自分の無能さを痛感した。
現在は社会人。仕事ができず、取引先に怒られ、上司に呆れられる。同期はバリバリと仕事をこなし、確実に前へと進んでいる。比べて絶望感と劣等感に苛まれる。当然、何かに打ち込み、壁に当たり、考え、乗り越えてきた人たちに敵うはずがない。少し考えればわかるはず。ざまあみろ、じぶん。
誰かに殴られたい。思いきり、ぶん殴られたい。いっそのこと刺されたい。あの頃の僕に刺されたい。
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ななしさん
新宿だの大阪だのの大都会で、後ろ向きで歩いたらどうなりますか?
ありとあらゆるものにぶつかり、つまづくでしょう。ぶつかった物が何かさえ、ぶつかった人の性別さえわからない。
あなたはそういう生き方をしています。
時間の流れ、年齢によって前に進んではいても、前を見ていません。
今までの生き方を見つめて、過去に実りあることをしなかった自分を罵倒してばかりでは、未来がよく見えず、うまく歩けません。
やっちまったもんは仕方ない。そう思いましょう。
そして仕方ないと思ったら、もう後ろ向くの止めましょう。
ちゃんと前向いて。いろいろな叱責もアドバイスも「自分はポンコツだから」て自虐していたら心に染み込みません。
あなたいわくの「今まで色々なことを乗り越えてきた」人と比べても意味がないんです。彼らとあなたは同じ土俵にはいないのだから。
仮に皆が1年前から当たり前に出来ることを、あなたが今日やっと覚えたとしても、それは紛れもない前進です。
もちろん無事に出来るようになったことに「この程度でこんなに時間かかる自分て、やっぱり無能…」とかぐちゃぐちゃ悩むのも時間の無駄です。出来るようになったらサッサと次やる。出遅れていると感じるなら少しでも取り戻す。
それで達成感を積み重ねた先に、もしかつての自分みたいな後輩がいたら、理解して導いてあげればいいんです。
コミュ障という言葉が、若い世代に爆発的に拡がりました。あなたみたいな悩みを抱える人が多い証だと思います。宛メにも似たような悩みがたくさんあります。
高い場所の人をより高くするのは容易いけど、低い場所に埋まってる人を引っ張りあげるのは並大抵のことではないです。それは当然のように努力が出来た優秀な同期の方ではなく、逃げて逃げまくった先で、散々恥をかきながら闘ったあなたが出来ることだと思います。
はじめまして、豆です。
小瓶読ませていただきました。
>同じ知識量を身に付けるためには周りより倍の時間をかけなければならないことに気がついた
これ、大切な気づきではないかな?と思いました。
自分が到達したいゴールにたどり着くために、
必要な力量がわかっている。
もちろん大変かもしれないけれど、自分で
気づいているということは改善の余地がある
と考えることもできます。
また、自分に危機感を覚えてアルバイトを
はじめたのもすごく勇気ある行動ですし、
価値のあることだったと思います。
私も今春から社会人になったばかりですが
一度アルバイトで挫折してからは
卒業までに再挑戦なんてできませんでした。
同期や周りと比べてしまうのも
すごくわかりますが、
相手は相手。あなたはあなた。
隣の青々とした(ように見える)
芝生をうらやましがって、
自分の芝生の手入れを怠ったら
雑草だらけの荒れた庭になってしまいます。
庭師の手がけたような
完全無欠の美しい庭にならなくとも、
あなたなりの綺麗な空間を作る
ということはきっとできるはずです。
なぜなら、主さんは自分の苦手を
把握しているから。
でもまずは今、自分ができていること、
持っているものを認めるということが
成長にはプラスなんじゃないかなあと
思います。
そのあとに、できないこと、足りないことは
どうしたら改善するのか考えて、
実際に試してみる。
そうすると少し前に進めるのでは
ないかなあと思いました。
ものすごく長くなりすみません。
主さんが少しでも生きやすくなりますよう。
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